東京地裁へ9月13日に問い合わせしたところ、すでに10日の段階で小林氏が控訴していることがわかりました。 高裁から被告への事務的な連絡は約一カ月後になり、通常それまでは控訴状も渡されず、口頭弁論はそれからさらに約一カ月も先になりますので、控訴への具体的な対応は10月中旬からになります。それまでしばらくお待ちください。 判決がひっくり返る可能性はきわめて少ないですが、油断なく迎え撃つ体制を整えたいと思います。 なお小林氏が控訴した意図は、もし控訴を断念すれば、今回の地裁判決を自ら認め、受け入れることになること、またそうすれば、かって上杉氏を「ドロボー」と言った以上、 漫画で釈明・謝罪する責任などが出てくるので、当面それから逃れ、時間稼ぎをすることにあると考えられます。地裁判決日にも、負けるとわかって、恥ずかしくて小林氏側は全員出てこれなかったが、今回、「こそこそと控訴」(ダジャレではない)した背景には、そんな小林氏の思惑が見てとれます。 したがって、次回の「ゴー宣」では、今回の地裁判決も控訴も欄外でわずかに触れる程度で、読者へのアカウンタビリティは果たさないと予測されます(もし予測が外れたら、この文章を書いた約一名が、お酒を飲むのを一日やめます)。 みなさん、最高裁まで行く可能性が出てきましたので、地裁判決の勝利をかみしめつつも、完全に決着するまで、もう少し楽しみを引き延ばしましょう。
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