監獄かんごく人権じんけんセンターが把握はあくしている被害ひがい受刑者じゅけいしゃうった一覧いちらん(2007ねん11がつ30にち現在げんざい
  死亡しぼう事例じれい
整理せいり番号ばんごう 分  類 概    要
受刑者じゅけいしゃ1 肛門虐待 投薬中止 検査拒否 拘置所から継続投薬されていた鞭打ち症の鎮痛剤、目薬、肝臓薬が中止された。座布団使用願いのため診察を受けたら、肛門に指を突っ込まれ裂傷を負って出血した。体育館で血圧測定したら血圧が高いので、正式な血圧測定を願い出たら「自覚症状がない」という理由で拒否された。その後高血圧で53日間入病。
受刑者じゅけいしゃ2 医療放置 首の痛みや指のしびれが続いたので松岡に診察を受けたが原因判明せず。外部病院でレントゲン撮影して首のヘルニアと診断された。2日後に松岡に診察を受けたが「治療する必要なし」の一言で、その後も診療拒否。現在、右腕で箸が持てない状態。
受刑者じゅけいしゃ3 肛門虐待 腹の具合が悪いので診察に行くと、いきなり肛門に指をねじ込まれ裂傷を負った。腹の具合が快復しないので、2度診察を受けたが肛門に指を入れらた。懲罰に入る前に腸の具合を見るから診察台で四つん這いになれと言われ、肛門に指を突っ込まれた。痛さのあまり診察台から落ちて拒否しても、床に倒れた私を押さえ付け、1分ほどなぶられ肛門裂傷を負った。
受刑者じゅけいしゃ4 絶食 肛門虐待 つねる 気分が悪く嘔吐したので診察を受けたら、10日間絶食させられた。腰痛で診察を受けたら、いきなり肛門を指でかき回されたうえ、体中を力づくでつねられた。
受刑者じゅけいしゃ5 検査拒否 医療放置 鼻ポリープのため点鼻薬を求めたが「そんなものはない」と拒否。他の刑務所でのレントゲン撮影で12mmと4mmの腎臓結石が見つかっていたので、レントゲン撮影を願い出たが不許可。その後エコー診断で「腎臓を取れ!結石が40mmになっている」と言われたが、いくら訴えてもアスピリンの投薬しかしない。
受刑者じゅけいしゃ6 つねる 医療放置 暴言 腰痛のため車イスで診察に行ったが、「腰痛は動いていれば治る」と帰された。腰痛で担架で診察に行ったが、両太ももを50か所ほどつねられて出血。右太ももは実際にマヒして感覚が鈍かったことを告げても、「大丈夫だから工場に帰れ」「何か文句があったら自由に訴えなさい。私は守られているからあなた達など怖くない」と返答。
受刑者じゅけいしゃ7 医療放置 投薬中止 解罰時の診察で聴診器を耳にはめずに胸に当てていたので指摘すると、「君に医療の何が分かるんだね」と言って立ち去った。医務に呼び出され「運動会に出たかったら、うがい薬は中止する」と言われて投薬中止された。風邪で熱が出たので診察に行くと、かゆ食を指示されたので、「食欲はありますからおかゆは結構です。薬をもらえますか」と言うと、書類にサインを求められ、「診察拒否の証明書だ」と言われた。
受刑者じゅけいしゃ8 医療放置 腰痛で診察を受けたがアスピリンや筋弛緩薬しか出さず、薬の変更を願い出ても拒否された。腰痛が悪化して神経痛になりレントゲン撮影する際に、松岡に体を押さえ付けられて腰痛が悪化した。悪化する一方なので、腰痛の自費治療願いを所長宛に願箋を出したが、松岡の「処置しています」と記載付きで戻された。
受刑者じゅけいしゃ9 投薬中止 絶食 入浴禁止 挑発 虚偽懲罰 眼球が弱いので他の刑務所のときから出されていた目薬を中止された。再度出してもらいたいと願い出たら、他の薬まで中止された。頭部に湿疹で診察に行ったが「何もできていない」と言われた。後日他の医師が出してくれた薬を診察もせずに止めた。胆石の痛みで診察に行ったが「石はない」と挑発、虚偽の報告で懲罰にされた。胆石で入病したが15日間絶食、40日間入浴禁止。外部病院で「炎症がひどくて今は手術できない」と言われたとき、耳元で「良かったな」と言った。
受刑者じゅけいしゃ10 肛門虐待 胃の調子が悪いので診察に行ったら、胃カメラの後、肛門に指を突っ込まれ裂傷を負い出血した。
受刑者じゅけいしゃ11 投薬拒否 医療放置 外にいるとき眼科に通院していたが、入所後1年半余りして目が痛むようになったので目薬を求めたところ、「水道の水で目を洗いなさい」と言われた。ここ3年間で視力が1.2から0.6に低下した。
受刑者じゅけいしゃ12 医療放置 挑発 数回吐血したので診察にいったが何の処置もしない。職員の前で大量の吐血をし職員が電話したときも、「何日血を吐くかノートに付けろ」と言っただけで、処置をしなかった。その後3日間絶食し、やっとレントゲン検査をした。水虫の診察に行ったとき、松岡の声が小さいので「え、何ですか?」と耳を寄せると、「お前飛んでくるつもりか」と難癖をつけ取調べにされかかった。
受刑者じゅけいしゃ13 医療放置 挑発 アレルギー性鼻炎でくしゃみと鼻づまりが止まらないので、マスクの使用許可を求めたが認めず、何で認めないのか訊くと「君、自分でマスクを買いにいけないだろう」と挑発した。
受刑者じゅけいしゃ14 肛門虐待 下腹部が張って痛みがあるので診察を受け便通がないと言うと、いきなり肛門に指を2本、その後4本を突っ込まれた。激痛がして「止めてください」と訴えたが他の職員に押さえつけられた。診察台から落ち、便まみれになったが、「台に上がれ治療は終わっていない」と言われた。診察室を逃げ出し受刑者用トイレに逃げ込んだが、職員に連れ戻された。出血と激痛で歩けないのでそのまま入病となった。腫れが引くまで3日間、脱肛創が完治するまで3か月かかった。
受刑者じゅけいしゃ15 肛門虐待 絶食 減食 痔の診察に行って、肛門を見せるために診察台で四つん這いになると、いきなり指を突っ込まれた。から揚げがノドにひっかかって違和感があったので診察を受けると、便に血が混じっていないか調べるからズボンを脱いで診察台に上がれと言われた。断ると「それなら絶食しなくてはならない」と言い、強引に診察台に。四つん這いを拒否すると、横になれと言い、指をねじ込まれた。その後3日間絶食、6日間かゆ食。
受刑者じゅけいしゃ16 肛門虐待 診察拒否 体調不良で診察に行くと、肛門に指や器具を突っ込まれた。耳から膿が出て痛みがあったので工場担当に診察を願い出たが、電話で「入浴を止めるのなら診察する」と言ってきた。
受刑者じゅけいしゃ17 肛門虐待 体調不良で診察に行ったら、肛門に指や器具を突っ込まれた。
受刑者じゅけいしゃ18 つねる 肛門虐待 ギックリ腰で診察に行ったら、内ももを思いっきりつねられ、20か所擦り切れた。診察台の上に乗せられ2人の医務課職員に押さえられ、肛門に指を突っ込まれた。4〜5日間出血が止まらなかった。
受刑者じゅけいしゃ19 医療放置 診療拒否 突然発疹が現れたので診察を受け、30日間入病した。よくならないので、発疹の原因を問うと「解らない」と言い、「それなら検査して原因を調べてほしい」と言うと「検査の必要はない」と言って、この日突然退病させられ、投薬も中止された。
受刑者じゅけいしゃ20 肛門虐待 暴行 便秘で診察を受け、脱衣して下半身を横向きの状態でいると、医療用手袋をして指を2〜3本挿入し指先を曲げてかき出そうとするので、激痛から逃れようとすると、准看護師と2人で押さえて、直腸診を続けた。診察台から上半身ずり落ちた体勢で、鼻先に便をつきつけ「便は柔らかにですね」と言った。大量に出血し5cmほど脱肛状態になっていたので、痛み止めの薬を求めたが拒否された。工場統括ら4人の立会い付きで診察を受けたが、肛門に指を挿入し、診察台から落ちると肘打ち、膝蹴りを行った。立会いの幹部は見て見ぬふりをした。
受刑者じゅけいしゃ21 つねる 電気ショック 肛門虐待 医療過誤 目まいを起こしてストレッチャーで診察室へ。反応検査と称して内股をつねられ、足の甲を踏まれ、胸部に電気ショックを受ける。肛門に指を入れられ内部に裂傷を負い、ばい菌が入って肉が腐り、尻の左側が真っ黒に腫れあがって40度以上の熱が10日間続く。腐った部分を切り取る手術をする。肛門虐待で悪化していた痔の手術をしたが、止血せず大量出血したため、外部病院で輸血しながら再手術し生死の境をさまよう。
受刑者じゅけいしゃ22 肛門虐待 腹痛で診察に行ったら、診察台の上で四つん這いにさせられ、肛門に指を突っ込まれて裂傷、出血。
受刑者じゅけいしゃ23 医療放置 暴行 肛門虐待 両足に潰瘍のできる重度の糖尿病だった適切な治療を受けられず、松岡や刑務所を告訴。両足の潰瘍から出血しても「新聞紙でも当てときなさい」と指示し、わざと患部を押さえつけられ歩行できなくなる。肺の痛みと高熱で診察に行ってが投薬もなく、再度車イスで診察に行くが肛門をかき回された。偶然巡回に来た浅井所長が「こんな反抗的な奴に点滴なんかしなくていい」と指示。レントゲン検査で重度の肺炎と診断されたが点滴はなく、抗生物質の飲み薬のみ。担架で運ばれても治療はなく、暴行を受けアザだらけ。抗議の自殺。
受刑者じゅけいしゃ24 投薬拒否 社会にいたときからC型肝炎の治療を受け、血液検査の数値はすでに肝硬変に近いと言われていた。警察でも拘置所でも出されていた肝臓薬の投薬を拒否。
受刑者じゅけいしゃ25 異常診療 腰痛のために車イスで診察に行くと、自力では立てないのに両側から担いで体重計に乗せられ、体を支えるためにメータ部分を持つと「それを持つと壊れるだろう。手を放して1人で立て」と強制。その後問診もせずに帰らせる。
受刑者じゅけいしゃ26 減食 入所時に106kgの体重が90kgになるまで食事の量を減らすと半強制的に言われ、1年間主食を半分に減らされた。
受刑者じゅけいしゃ27 減食 座骨神経痛の診断を受けたが、「体脂肪が多いから神経痛を治すために減食する。誓約書に同意しろ」と言われた。神経痛は完治したので減食の解除を求めたが、「体重オーバーだから75kgまで落とさないと元に戻さない」と言われ、9か月間減食が続いた。
受刑者じゅけいしゃ28 医療放置 高血圧で体調不良を訴え診察に行ったが、血圧測定で180/110あるのに、「異常ありません。工場に戻るように」と言われた。工場担当が見るに見かねて独居房で一時休養して夕方再度診察に行き、血圧測定で180/108だったが、「異常ありません」と言い張って何の処置もしてくれなかった。
受刑者じゅけいしゃ29 投薬拒否 医療放置 社会にいるときC型肝炎で定期的に採血検査と投薬を受けており、拘置所でも月1〜2度の採血検査と投薬治療を受けていたが、徳島刑務所に来たら採決検査も投薬も打ち切られた。弁護士が苦情を言うと採決検査だけはするようになったが、検査結果の数値が平均値の3倍以上もあるのに投薬も治療もまったくない。
受刑者じゅけいしゃ30 肛門虐待 暴行 懲罰 痔の診察に行くと、肛門に指を突っ込まれて出血した。腰痛のため車イスで診察に行くと、「ついでに痔の診察もしてやろう」と言い出したので、前回のこともあり拒否すると、職員に押さえつけるように指示し、ベッドにうつ伏せの私に馬乗りに状態で私の頭を膝蹴りにした。抗議すると私の首を腕でロックした状態でベッドの下に投げ飛ばした。首が締まり苦しさのあまり松岡の服をつかむと、それを理由に懲罰30日になった。
受刑者じゅけいしゃ31 肛門虐待 痔が悪化したので診察にいったら、肛門に指を突っ込んで、痔の部分を中に押し込み、肛門の中を指でかき回され出血が止まらなくなった。同じような行為を2回された。
受刑者じゅけいしゃ32 投薬拒否 暴行 コルセット中止 定期健診の際に痛み止めの薬を止められた。説明を求めると大声で退出を促し、なおも説明を求めると、両肩を5〜6回突き飛ばした。明らかにノロウィルスが原因の感染性胃腸炎なのに、発熱が38度ないという理由で処置せず。腰痛で以前からコルセットを使用していたが、松岡の診察の際に突然「コルセットの使用は認めない」と言われた。
受刑者じゅけいしゃ33 投薬中止 検査拒否 今まで10年以上飲んでいたアレルギー性鼻炎薬を止められた。以前に甲状腺ホルモン機能障害と診断され、半年から1年に1度は血液検査して悪化していたら薬を飲むように言われており、未決でも年に1度は血液検査をしていた。徳島刑務所で血液検査を願い出たが、「そんな検査はする必要ない」と拒否された。
受刑者じゅけいしゃ34 肛門虐待 サポータ拒否 喉に食物を詰まらせて入病した際、喉の診察はせずに「肛門を見ます」というので、一応は医者の言うことなので従ったら、肛門に指を入れられ裂傷を負った。数日後、再び診察中に「肛門に指を入れる」と言われ拒否すると、私を押さえ込み「不利益をこうむるぞ!」「嫌なら全ての診察を拒否する旨のサインをしろ」と言った。少年のときの事故で左足が4cm短く痛みもあるのでサポータの使用を訴えたが「骨に異常がないから大丈夫」と拒否。「骨に異常があったら歩けない。これは筋力と神経の異常なのです」と説明したが、受け入れらず。
受刑者じゅけいしゃ35 肛門虐待未遂 肛門に指を入れようとしたので、強く拒否した。
受刑者じゅけいしゃ36 投薬中止 鼻炎のため平成4年頃から点鼻薬を出してもらっていたが、松岡の診察を受けた際に説明もなく打ち切られた。
受刑者じゅけいしゃ37 肛門虐待 皮膚炎症の診察に行ったところ、ズボンを脱いで診察台の上に四つん這いになるよう言われたので、「何でそんな診察をするんですか」と拒んだが、「それは指示を無視するのか」と迫られ仕方なく従うと、肛門に思いっきり指を突っ込まれた。
受刑者じゅけいしゃ38 絶食 胃の診察に行ったら、悪性貧血症と診断され、2日間絶食、その後5日間栄養ドリンクだけ、そん後4〜5日間かゆ食とされ、入病期間は40日に及んだ。
受刑者じゅけいしゃ39 医療放置 持病の治療を続けていたが、適切な措置を取らず腹水がたまっているのに放置し、死亡させた。
受刑者じゅけいしゃ40 減食 有機溶剤の検査を受けた際に、内科医師に「お腹の調子が悪い」と伝えたところ、問診も触診もなく4日間かゆ食にされた。
受刑者じゅけいしゃ41 暴行 つねる 腰痛がひどいので車イスで診察に行くと、「お前歩けんの。私が立たせてあげる」と言って、首根っこをつかんで車イスより立たせて体重計に載せた。自力では立てないので壁に手をつくと、「体重が計れんわ」と言って足や胸を蹴った。その後パンツ1枚にされ、ベッドの上でエビゾリになるように頭を後方に曲げ、「曲がるやんか」と笑いながら言った。その後体中をつねられた。何をされるか分からないので、「もう治りましたからいいです」と言うと、「朝の忙しい時に歩けんなんか言うなよ!次はこれでは終わらんぞ」と言った。同行職員は見て見ぬふり。
受刑者じゅけいしゃ42 投薬拒否 交通事故の後遺症で頭部の神経に異状があり薬を出してもらっていたが、当所に入り松岡から「そんな薬飲んでどうするの?自分の力で治しなさい」と言われて、診察打ち切り。
受刑者じゅけいしゃ43 診療拒否 投薬中止 首が痛むの湿布してもらいに診察に行ったら、「じゃあ、私の手を握って下さい」と言われ握ると、「何も問題ありません」と言われて呆然。「刑務所では薬などもらえることはない。後ろを向いて帰れ!」と言われて退出させられた。その後、それまで出されていた投薬を1週間止めらrた。
受刑者じゅけいしゃ44 暴行 懲罰 C型肝炎の検査結果を告知するというので行くと、私をつかんで「暴力はやめなさい」と自作自演を始め、私を床に叩きつけ医務職員と2人がかりで殴る蹴るの暴行。かけつけた職員に嘘の報告をされ懲罰25日に。
受刑者じゅけいしゃ45 投薬拒否 腹の上に腫瘍ができ、3度診察に行ったが放置されて症状悪化。
受刑者じゅけいしゃ46 暴行 つねる ギックリ腰になり車イスで診察に行くと、車イスからひきずり下され、上に乗られて締め上げられたうえ、診察台で足をつねられた。
受刑者じゅけいしゃ47 医療放置 入浴禁止 機械で左手の指2本を切断し救急車に乗せられたが、松岡が隣の市の病院を指定し診察を受けたが、「接合は無理」とされ刑務所に帰った。指を縫うために近くの病院に運ばれて縫った。その後2か月間入浴を禁止された。
受刑者じゅけいしゃ48 投薬拒否 暴行 副睾丸炎で投薬治療を続けてたが、「治っている」と言って入病を拒まれる。行事に出席するために立見願箋出したところ、睾丸を握りつぶされそうになり、爪傷がついて出血した。
受刑者じゅけいしゃ49 肛門虐待 便秘の診察に行くと、診察台の上で四つん這いにさせられ、肛門に指を突っ込まれた。
受刑者じゅけいしゃ50 器具拒否 固定挿し歯をしており、専用の歯ブラシを使っていたが、不許可になった。歯科医がOKを出しているのに、松岡が拒否。
受刑者じゅけいしゃ51 投薬中止 強制採尿 暴行 絶食 覚せい剤によるフラッシュバックと精神病で睡眠薬12錠と精神安定剤を長期間服用していたが、当所に来て打ち切られた。「急に止めると重度の副作用が出ます」と言われていたが、薬を止められた。そのせいで体の自由が利かなくなったが、それをいいことに尿道に管を強制的に入れられて採尿された。顔面を平手でビンタされ、絶食させられた。
受刑者じゅけいしゃ52 肛門虐待 減食 拘置所でクローン病と診断され薬を飲んでいたが、止められた。診察を受けたら、肛門に指を突っ込まれて3日間出血。意を決して再度診察に行くと、入病させられ、かゆ食にされた。
受刑者じゅけいしゃ53 絶食 体調不良に入病し、3日間絶食
受刑者じゅけいしゃ54 絶食 体調不良に入病し、3日間絶食
受刑者じゅけいしゃ55 医療放置 嘔吐と下痢で診察に行ったが、ノロウィルスの可能性があるのに、何の検査もせずに帰らされる。
受刑者じゅけいしゃ56 診療拒否 水虫と足のかかとの外傷で診察を受けたが、薬を変更され、皮膚が裂けて出血しているにもかかわらず、「水道の水でよく流しておけばよい」と言われた。反論しようとすると診察を打ち切られた。
受刑者じゅけいしゃ57 肛門虐待未遂 絶食 発熱と体調不良で診察に行くと、検査すると言って肛門に指を突っ込まれかけたが、拒否した。3日間の絶食をさせられ、拒否すれば懲罰にすると迫られた。
受刑者じゅけいしゃ58 肛門虐待未遂 絶食 風邪で診察に行き入病した際の検便のときに、「今すぐ便が出ない」と言ったら、肛門に指を突っ込んで取ると言うので拒否すると、3日間の絶食とされ、これを拒否すれば取調べ懲罰にすると言われた。
受刑者じゅけいしゃ59 絶食 熱が出て体がだるいので診察に行くと、3日間絶食させられた。
受刑者じゅけいしゃ60 絶食 高血圧の頭痛で診察に行ったが、5日間絶食させられた。
受刑者じゅけいしゃ61 つねる 懲罰 腰痛のため車イスで診察に行き、体重計に乗るように指示されたので、自力では動けないと言うと、手を九の字に押さえつけられ、強制的にベッドに乗せられた。太ももを30か所つねられた。あまりにも痛いので手を押さえようとすると、暴行の気勢だとして保護房に収容され、懲罰にされた。
受刑者じゅけいしゃ62 つねる 暴行 ノロウィルスの症状が出たので診察を受け、腰痛の症状も訴えると、両太ももを強くつねられ、50か所以上青アザになった。診察台の上で強制的に上半身をくの字に押さえつけられ、胸部を圧迫されたため、口から出血した。
受刑者じゅけいしゃ63 器具拒否 投薬中止 絶食 肛門虐待 持病のリンパ浮腫が悪化して診察ではサポータが有効と言っていたが、いざサポータの特別購入を願い出ると使用不許可にする。高血圧の薬が効果ないので薬の変更を求めると、「この薬以外、当所にはない」と言い、これまでの薬まで中止した。別の医師に薬を出してもらった。高血圧に入病したのに2週間絶食させられた。その途中腹痛を訴えると、肛門に指を入れ出血。
受刑者じゅけいしゃ64 絶食 体調不良で入病し、3日間絶食
受刑者じゅけいしゃ65 肛門虐待 減食 挑発 投薬中止 食道から胃にかけて痛みが激しくて診察に行く。パンツを下げて診察台の上で横を向くように言われ、2本の指を肛門に突っ込まれかき回され、1cmの裂傷を負い出血。喉が痛いので診察を受けると、強制的に入病させられかゆ食にされる。発熱で診察を受けると、症状の訴えを無視して「困ったことはないですか」「回復して良かったですね」「お大事に」。持病の不整脈の薬を出すように頼むと、聴診器で心音を5秒計っただけで、「大丈夫です。出しません」。
受刑者じゅけいしゃ66 絶食 体調不良で入病し、3日間絶食
受刑者じゅけいしゃ67 絶食 体調不良で入病し、3日間絶食で4日目からかゆ食
受刑者じゅけいしゃ68 絶食 体調不良で入病し、2日間絶食で以後かゆ食
受刑者じゅけいしゃ69 肛門虐待 絶食 豚カツを喉に詰まらせて血を吐いたため診察に行ったが、強引に同意書にサインをさせられ、肛門に指を突っ込まれた。その後4日間絶食。
受刑者じゅけいしゃ70 医療放置 原因不明の足の腫れと痛みで診察を受けたが、何の検査もせずアスピリンを出すだけで、原因も「分からない」と言うだけ。
受刑者じゅけいしゃ71 医療放置 投薬中止 耳鳴りで診察を受けたが、「耳はきれいやからどうもない。治療の方法もない」「薬もないし、耳の検査もしない」と言われる。後発白内障を訴えると、「目もきれいやからどうもない。出していた目薬も切ります」と言うので、「これまでの目薬は進行防止薬だから止められては困る」と訴えたが、打ち切られた。
受刑者じゅけいしゃ72 検査拒否 診療拒否 挑発 弁護士会がC型肝炎の検査を勧告したことを新聞で読んで、検査を申し出る。松岡は「診察の方法について、あなたの指示は受けません」と言いながら、指の刺青を見て「どうしてここは青いんですか」。これは関係ないと言うと、「納得しましたか」。何を納得するのかと聞き返すと、「はい!答えが出ましたね」。何の答か聞き返すと、「診察をするかしないかの答えです」「これで診察終わりですので退室して下さい」。
受刑者じゅけいしゃ73 投薬中止 挑発 診療拒否 今までの薬を止められたので診察に行くが、挑発行為により中断して帰ってくる。薬を変えられたので症状が悪化し診察に行くが、一方的に終了する。
受刑者じゅけいしゃ74 つねる 医療放置 背骨に変形があり腰痛がひどいので、レントゲンで診てもらいに診察に行く。レントゲンは撮ってもらえず、腰痛と言っているのに、「足はしびれていませんか」と言って、太ももの内側を2か所出血するまでつねる。意見を言おうとすると、「方針に口を出すな」「様子を見ろと私が言っているのだから、様子を見て下さい」「痛み止めアスピリンを出しておく」で診察終了。
受刑者じゅけいしゃ75 絶食 夕食後気分が悪くなり翌朝嘔吐を繰り返したので診察に行くと、「貴方食いすぎですよ。食べ過ぎ、食べ過ぎ」と病名も告げずにそれだけ言うので、「それならメシを抜いたらいいんですか」と言うと、待っていたかのように「そうしなさい」と言い、2日間絶食、その後かゆ食。身長160cmで51kgしかなかった。
受刑者じゅけいしゃ76 暴行 診察時に顔面を殴打される。
受刑者じゅけいしゃ77 絶食未遂 診療拒否 ツメハクセンの診療のために医務室に行くと、突然「胃薬を飲んでいるけど胃が悪いのなら入病して絶食しなさい」と、ツメハクセンとは全く関係ない話をしてくる。「絶食入病とは一体どういうことですか」と聞き返すと、「さっさと医務室から出て行きなさい」と言って強制的に退出させられた。
受刑者じゅけいしゃ78 投薬中止 絶食 体調不良で診察に行くと、「てんかんの緊急用の薬で副作用が出ている」と言われ、その薬を止められた。理由の説明を求めると、「誰が・・・何で・・・」とおちょくる返答。胃の調子が悪いので診察に行くと、「入病してもら1日絶食して明日胃カメラの検査しましょう」と言うので、「絶食するだけなら入病しなくても工場から検査に行けるでしょう」と聞き返すと、「何日か絶食して胃の中を空っぽにしてから検査した方がいいに決まっているでしょう」言う。1日が何日に変わった理由を聞いても真面目に答えないので、何をされるか怖くなって帰った。
受刑者じゅけいしゃ79 診療拒否 右眼球内に直径1mmくらいの腫瘍を発見して診察を願い出たが、医務課職員が心配ないと言うだけで診察を受けられず。腫瘍が膨らんで、このままでは失明するかもしれないと不安なので、診察を受けたが、「心配ない、翼状片だ」と繰り返すだけでそれ以上説明せず、威圧的な態度で診察を打ち切られた。その後も診察を願い出るが、診察しなくても心配ないという返事しかない。
受刑者じゅけいしゃ80 肛門虐待 悪心を訴えて松岡の診察を受けたが、松岡は全裸させ、長時間立たせたまま臀部を両手で広げさせて肛門を凝視、さらに陰茎を凝視し、問診もないまま診察を終えた。別の日の診察の際、肛門に指を突っ込まれた。
受刑者じゅけいしゃ81 医療放置 事件前から肝硬変だったが徳島刑務所では何の処置もなかった。病舎に2回収容された後、大阪医療刑務所に移送、刑の執行停止で一般病院に入院したが死亡。
受刑者じゅけいしゃ82 肛門虐待 暴行され、肛門に指を突っ込まれ、精神安定剤の筋肉注射を3本打たれた。
受刑者じゅけいしゃ83 診断書詐取 投薬を求めて入所前の病院が発行した診断書を松岡に提示したところ、診断書を窃取され、投薬もされなかった。
受刑者じゅけいしゃ84 肛門虐待 医療放置 悪心・嘔吐・腹痛を訴えて松岡の診察を受けたが、肛門に指を突っ込まれて病舎に。内視鏡検査の途中で、患者が自力で胃カメラを引き抜いたため、松岡は激昂して「二度と検査はしない」と言い、投薬もせず、粉末を水で溶いた流動食を与えるのみで放置。患者があまり呻き続けるので、同じ病舎にいた他の受刑者が担当職員に「痛み止めをもらって与えてやってほしい」と頼み、昼過ぎに投薬があったが、その日の午後に死亡。
受刑者じゅけいしゃ85 医療放置 脳梗塞で半身に後遺症があり排泄物を垂れ流すため、床はリノリウムで靴下もはかず、布団も濡れたままであった。朝、座ったまま吐瀉し、意識混濁のまま痛覚刺激にも反応しない状態で、担当職員が処遇部門に「様子がおかしい。まずそう」と連絡したが、准看護師資格を持つ刑務官が検温・血圧・脈をチェックに2度来ただけだった。夕方、ストレッチャーで外部病院に移送されたが、翌日死亡。
受刑者じゅけいしゃ86 医療放置 嚥下障害で病舎へ。何ら検査も投薬もなく放置。衰弱の一途をだどるのを見かねた病舎担当職員が松岡とかけ合って投薬が出るようにしたが、その後も衰弱するにまかせたまま死亡。
受刑者じゅけいしゃ87 医療放置 垂れ流すことが多く、病者のリノリウムの上で裸足で生活をしていた。布団や衣類が濡れていることも多かった。薬剤の副作用で、流しに小便をしたり、何も映っていないテレビを朝まで見続けたり、奇行も多かった。死亡するだいぶ以前から黄疸が出ていたが、診察も検査も投薬もないまま放置され、死亡。
受刑者じゅけいしゃ88 医療放置 感冒で2週間ほど40度弱の高熱を発していたが、何らの投薬もされずに放置され、死亡。
受刑者じゅけいしゃ89 暴行 死亡した4人に関して松岡を「業務上過失致死」と未必の故意による「殺人」で地検に告発した。取調室に座っていたところ、松岡と助手が入室してきた。診察を拒絶したところ、松岡が激昂して「お前指ないけど大丈夫か」(被害受刑者は昔の事故で両手の十指が全部無かった)と揶揄し、胸倉をつかんでコンクリートの壁に頭を2〜3度打ちつけた。
受刑者じゅけいしゃ90 医療過誤 医療放置 右鼠径部に疼痛を感じ、動けなくなる。松岡が医務課長になり、鎮痛剤以外の投薬を中止。それまで異状なかった左右の膝が膨張し、股関節に疼痛。X線撮影を要望するが拒否。松岡が3回診察したが「どこも悪くない」とし、毎日部屋を訪れて詐病であると非難。他の医務課職員が外部病院の診察の手続をすると激昂。外部病院で診察・X線撮影すると「特発性大腿骨頭壊死症」で手術すれば完治するとの所見。松岡は不満で別の病院で診察させたが同じ所見。大阪医療刑務所に移送されるも、「放置され過ぎて手術困難」と所見。リハビリする右足に後遺症。
受刑者じゅけいしゃ91 カルテ窃取 発熱のため松岡の診察を受けたら、以前から出ていた薬を中止された。職員の助言で会計課に領置されているカルテを松岡に見せて投薬の再開を要望することとし、カルテを部屋に下ろす手続をして、松岡に面会して投薬を再開するよう要望した。松岡は「カルテを持っているか」と執拗に聞いていた。領置しているカルテが1枚ないとの連絡があり、抗議したところ、夕方になってカルテが出てきたとのことだが、227枚あるはずのカルテのうち投薬指示の書かれた1枚だけがなくなっていた。
受刑者じゅけいしゃ92 医療放置 のどにポリープができて検査していた。熱が続いていたが、点滴もしないで、結局肺炎で死亡。
受刑者じゅけいしゃ93 投薬拒否 肛門虐待 眼球を痛めて以前から目薬を投薬されていた。眼球がゴロゴロするので投薬を申し出たが、「流水で洗い流せ」の一言。以前から痔と脱肛で苦しんでいた。作業の椅子が固くて苦痛なので診察に行った。脱肛の診察なのに聴診器で心音と肺音を取り、その後ベッドの横向きにさせられ肛門に指を入れられ、何度もグリグリかき回された。激痛の中、「ふんばってみろ」と言うので、「できない」と返事すると、「異状なし」と言い、便の着いた指を鼻先に突きつけ「便の色も異状なし」と言った。トイレのたびに出血が止まらなかった。
受刑者じゅけいしゃ94 肛門虐待 異常診療 松岡に胸の上にひざで乗られ、骨がミシミシいって折れそうになるまでやられた。尻の穴に指を突っ込まれ、1週間ほど出血した。病舎で回診の際に病状が回復していないということで、松岡が机の上にポールペンをポンと投げて、「ひゃー回復せえへん」と言い、「お尻見ましょ」と言った。大きな声で抵抗したが、助手と二人で抑え込まれてパンツを下され、ゴム手袋をはめた2本の指を入れられた。痛みがマヒするまで20〜30秒間しつこくやられた。
受刑者じゅけいしゃ95 暴行 松岡に医務課に呼び出され、薬の中止と神経内科診察は不要と告げられた。その後、松岡はつま先を靴で踏み、襟首をつかんで「暴れないでください」と言い(松岡が暴行するときの常套句)、立ち上がらせて床に仰向けに投げ付けられた。プロレスのドロップキックの膝で腹部を強打され、左側等部を床に強打されたので、脳震盪を起こして失神した。意識を取り戻すと、医務課長は椅子に座っていた。「薬を下さい」と懇願したが、「出しません」と言うだけで、医務官に室外に引きずり出された。こういう暴行を受けるのは5回目。
受刑者じゅけいしゃ96 肛門虐待 作業の関係で尾骨と坐骨の診察を受けるように指示されて診察室に行くと、ベッドに上がりズボンとパンツを下げて尻を出すように言われた。いきなりゴム手袋をはめた右手指2本を肛門に突き立てられた。「痛いやめろ、尾骨の診察と何の関係があんねん」と叫び、連行してきた刑務官も「彼の診察箇所は肛門とちゃいますよ」と口添えしてくれたが、松岡は無視して10分間こね回した。血が止まらないので、「今の何が医療行為や、患者が激痛にあえいで、やめろと言っているのに」と言うと、「あなたに説明する必要はない。これは医療行為だ」と言った。
受刑者じゅけいしゃ97 医療放置 診察を希望していないのに診察室に呼ばれ、今まで出ていた水虫薬をオロナイン軟膏に替えられた。この水虫薬は何度も薬を替えて4度目にやっと効果が見られた薬で、それ以前には夏場に水虫が化膿して病舎に入ったことが2度もあると訴えたが、「その薬で水虫は完治していないでしょう!ということは効いていないということです」と拒否された。幹部の状態が悪化したので、元の薬に戻してもらいたくて診察を受けたが、「だいぶ良くなっています。これからも熱心に治療を続けてください。ハイ、診察終わり」と言われた。
受刑者じゅけいしゃ98 医療放置 ソフトボールの試合中に左手を痛め、X線撮影の結果、骨折していることが分かった。医務課長が「今日はうっ血や腫れが出るので明日診察した方がよい」と言ったので、アスピリンだけで痛みを我慢した。翌日外部の病院で骨接ぎをしてもらって鎮痛剤と他の薬を職員が受け取った。病院の薬を出してくれるように何度も頼んだが、アスピリンした出さず痛みで眠れなかった。後日回診のときに「なぜ病院の薬を出してくれないのか」聞くと、「刑務所の投薬は私が決めることで、説明の必要はない」と言われた。
受刑者じゅけいしゃ99 絶食 腹痛、発熱、嘔吐、下痢の受刑者が1割近く出ているが(ノロウィルスと思われる)、検査も説明もせず、全員に対して絶食させている。症状がおさまっても、1週間近く絶食させる。
受刑者じゅけいしゃ100 医療放置 右目網膜の裏にできている腫瘍が大きくなって視界が狭まっており、腫瘍が裂けると失明する可能性が高いと、以前に診断を受けている。眼科の専門医も設備もないのに外部の医者による診察を拒否し、何度診察しても医務課長が「心配ない水道で目を洗うように」と指示するだけ。