2003年度総会

日時:2003年6月21日(土)午前10時〜12時
場所:東京都・文京区立向丘生涯学習館

'03年度総会風景 朝早くからの総会となったのは、午後のシンポジウムを視野においたためである。日頃の仕事の合間をぬっての総会であったが、活動の総決算を行い、新たな決意をもって今後の活動を計画した。A4版の「議案書」の中で、活動報告は10ページにもおよび、良くこの会でこれだけの活動を行ったと自画自賛した。
合宿やコスタリカ文化祭など、楽しい計画が提案され、リラックスした中にも、規約の改正など、活動の根幹にかかわる重大な議題も激しく検討され、<議案書>が採択されました。
検討事項が多いため、予定時間を大幅に過ぎてしまい、昼食時間を削って、午後のシンポジウムにかけつけることになってしまった。


シンポジウム「被曝って知ってますか?」

日時:2003年6月21日(土)午後1時〜5時
場所:東京大学弥生キャンパス・弥生講堂
<内容>
・映画「ヒバクシャ − 世界の終わりに」(2003年、グループ現代)上映
・山崎久隆氏(劣化ウラン研究会・代表)講演

反被曝シンポ観客 このシンポジウムは東京大学の学生グループ「平和を望む東大生の会(PeaceT)」との共催で行われた。
最初に、「制作者・グループ現代の好意により、出来立てほやほやの映画を上映する。この映画は、バイタリティあふれる、鎌仲ひとみ監督が、様々なウラン被害者を訪問したドキュメント。イラクでは、ガンにおかされて死ぬ前に「私を忘れないで・・・」と書き残した14才の少女。第2次世界大戦中にアメリカ・ハンフォード原爆施設の風下で被曝して、今なお苦しんでいる人々。日本の広島/長崎で被曝した医者の命をけずっての活動。「国境のない核汚染」をまざまざと見せつけられ、116分の上映時間はあっという間に過ぎてしまった。
次の講演は「劣化ウランの素顔」。講演者の山崎久隆・劣化ウラン研究会代表は、原子力問題の根幹にせまる話をされた。世界中で100万トン以上の劣化ウランが溜め込まれている。他に使い道の無い劣化ウランを戦場なら使うというのは、使用地域の生活を全く考慮しないもので、暴虐はここに極まれりである。このために、世界中を核汚染している結果をまねいている。劣化ウラン弾は破壊力が抜群であるので、今後も使用を拡大することが明白になっているとは!。「戦争は最大の環境破壊」とは、この場合にも当てはまる。


入り交じっての懇親会

日時:2003年6月21日(土)午後6時〜
場所:東京大学近くの居酒屋

懇親会 シビアなシンポジウムの後は、一転して、和気あいあいの懇親会。「PeaceT」と「コスタリカ平和の会」の関係者が入り交じって、自己紹介から始まって、話が尽きることが無い。若い人が多いので活気がむんむん。
右端は講演者の山崎久隆さん(劣化ウラン研究会・代表)。
お互いの今後の活動を誓い合って、遅くなったので、名残惜しいが散会。
また、何かやりましょう!



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