第42回 ボーンセンター露天風呂 「コミュニティビジネスは地域再生につながるか」報告 |
【講師】
栗原裕治(ボーンセンター副代表)
【感想】
「コミュニティビジネスとは地域の課題をビジネスの手法で解決するもの」らしい。
旧くは地場産業、中小企業、新興産業、新しくはニュービジネス、ベンチャー企業、SOHO(スモールオフィス・ホームオフィス)、CB(コミュニティビジネス)、SB(ソーシャルビジネス)、社会企業家、企業の社会的貢献等、ある種の人達は新たな「言葉」を創り出す。
「必要」があって「提供」が成り立つ(別の言い方をすると需要と供給)。このことは法人企業、個人商店、農家、NPO等の主体の如何に係わらない。麻薬取引のような犯罪は論外であるが。
同じ経済活動・事業活動に係わるにしても、「弱肉強食、優勝劣敗の世界」から脱したい。「共に生きる、個の尊厳を尊重し、支え合う」世界への憧れ。人類が群れで生き延びてきた遺伝子が、それを求めるのかも知れない。
必要な人と提供する人がお互いに喜んでもらえる。且つ提供する側における働く仲間との生き生きとした、支え合う関係。といった人のつながり。一方両輪の片側である経営資源(人<役務>、もの、金、情報)が必要であるという現実を無視することはできない。
「夢」の実現には当事者の情熱と「顔の見える人のネットワーク」が鍵なのだろう。