市民農園とは、市民等が分区された農地を耕す空間をいう。我国では、農地は農地法により農家以外の市民は所有することが禁止されている。そこで入園利用方式(援農)ということで、市民が利用可能としている、いわば潜りの農園ということで、市民農園が成り立ってきた。
現在、市民農園の法的定義は、「市民農園整備促進法」と「特定農地の貸付に関する農地等の特例に関する法律」の2つの法律からなっている。
"10アール未満の小区画と通路に区分し、賃貸料または入園利用料を徴して、非営利的に利用させる"ものが法に基づく市民農園である。市民農園には、遠隔地型(週末型、滞在型)と日常型がある。また、市民農園の特徴は、@環境的土壌空間、Aリフレッシュ機能、B農業経営、C交流機能、D生涯現役として利用可能空間、などがある。
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