第12回露天風呂
「地域通貨"ピーナッツ"で仲間になろう!」
「アミーゴ!」「アミーゴ!」−2001年9月7日夜、千葉市文化センターの会場ではピーナッツの取引がおこなわれ、アミーゴの声がこだました−。今回の露天風呂は、参加者46名と盛況の中、NHKの番組の収録でテレビカメラも入るなど、いつもと違った雰囲気の中、進められました。
◇ 地域通貨(LETS)ゲーム
最初は、7〜8人ずつ6グループに分かれ、地域通貨(LETS)ゲームをしました。あらかじめ用意した札を一人5枚ずつとり、グループ毎にその札を交換しあい、20分くらいで何枚になるかを競いあいました。枚数が多い人は"してあげ上手"、少ない人は"頼み上手"で、いずれも素晴らしい!と村山さんに誉められました。お互い「して欲しい」と「してあげる」が成立したら、握手で"アミーゴ"。この作業によって、グル−プ毎の交流が一挙に進みました。
◇ 地域通貨って何?−ピーナッツで楽しいまちに−
村山さんが、地域通貨の仕組みをプロジェクターで説明し、具体事例をゆりの木商店会の海保さんが、わかりやすく説明。海保さんは、美容院を経営していますが、地域通貨でお客様と心の交流をすることにより、お客様を増やすことができたそうです。近くに、大規模な美容院ができましたが、ピーナッツの心の交流によって客をつなぎとめることができたとの説明が、なるほど地域通貨の威力はすごいと思えました
◇ 大福帳使用体験
十数人ずつ4グループに分かれ、自己紹介の後、実際の取引を行いました。「哲学、宗教、語学」グループの取引の例を見てみると・・・。
☆ できること(◎)、して欲しいこと(○) 成岡 (◎建築とまちづくり、○語学) このメンバー間で活発にやりとりが行われ、例えば、延藤さんは七海さんに来春ピアノの協力を、七海さんは延藤さんに秋にまちづくりの幻燈会をお互い求め、10,000ピーナッツで取引が成立しました。
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望月運営委員(中央左)と川本事務局長(中央右) |
◇ 延藤代表のまとめ
最後は恒例の延藤代表によるまとめです。
■ピーナッツのおいしさ6つ
1.か − 関心(Interests)、豊かになる利子(Interest)
2.う − うれしい笑顔が広がる、アミーゴ!
3.つ − つれないをこえて、連れないがいっぱい
4.き − 気づかいと縁起の世界を広げていこう
5.い − いい加減なたのむ、たのまれ関係、意外性
6.ち − 違いやトラブル、危険性をときほぐすエネルギー
さて、頭文字を下から上(6から1)の方向へ読むと、何と「ちいきつうか(地域通貨)」となるのでありました!うーん、いつもながらお見事・・・。
(運営委員・成岡 茂)