□ 事業報告(受託) ○ 千葉市(緑土木事務所)委託事業「おゆみ野遊歩道点検調査業務」 おゆみ野遊歩道・探検発見ウォーク |
平成16年11月14日、千葉市緑区おゆみ野地区にある遊歩道で、ウォークイベントを開催した。当日は気温も低く、生憎の小雨模様だったが、老若男女70人を越える住民参加があり、元気いっぱいで楽しいイベントとなった。
特にこの準備と実行にあたっては、自治会の豊田洋祐会長をはじめ自治会役員及び、福谷章子さん(ボーン会員)をはじめ「こどもまちづくりクラブ」のメンバーのご協力が大きな助けとなったことを明記しておきたい。
□背景と狙い
現在、おゆみ野遊歩道では環境整備のために、ゴミ広いや点検活動等、自治会などを中心にさまざまな住民活動が行われている。
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□探検発見ウォーク |
□市民が使えるマップ作り
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図 -3 こども達の発表 |
図 -4 熱心に聴く参加者 | |
□参加者の感想・意見
最後に、探検発見ウォークに参加した方々のご意見をいくつか紹介したい。
a. ウォークイベントに参加して感じたことなど
・鈴木優子(ボーン運営委員、グループリーダー)さんは子ども達が喜ぶような話題をつぎつぎと出すので、子ども達も飽きずに喜んで歩いていた。また、環境の指標となる植物や生物の話を丁寧にするので、大人も勉強になった。
・最初に作られた夏の道などとくらべ、秋や冬の道には彫刻などが少ないという印象があった。だんだんお金がなくなってそうなったのかと思っていたが、自然の植物などのしつらえに重点が置かれたデザインとの話で納得した。
・富士山が見える場所や花火が楽しめる橋などがあることが分かり、住民がひそかに楽しみを持っているのが微笑ましい。
・シジミ、カワセミなど大自然に行かなければ発見できないと思っていた生物がいたことに本当に驚いた。人が作った団地の人工的な環境が徐々に本当の自然になってゆくのだと感動した。
b. 意見や要望など
・全体的に遊歩道には、休憩スペースが少ない印象がある。もっとベンチやお茶を楽しめる設備が欲しい。
・愛煙家のための喫煙コーナーも考えてあげたい。
・もっと歩き回るようにするには、自転車は原則どこでも走れるようにして欲しい。実際には住民は、禁止とわかっていても便利だから走っている。
・夏の道のグループには、地元でよく散歩をしていて詳しい方がおられた。植物や季節の変化などみんなに話すことが楽しそうだったのが印象的。次回はこのようなシルバーなど、地元に詳しい方々の意見交換も兼ねたウォークイベントが出来ると、もっといろいろな発見ができると思う。
・市や警察など役所も大勢で参加して、裏方を務めていた姿に非常に好感が持てた。
・体育館を快く貸して頂き、準備に積極的に関わってくださった、泉谷中学校の教頭先生に感謝したい。・綿アメやポップコーンはけっこう大人も楽しんでいたようで、とても好評だった。
・今回のようなウォークイベントを四季ごとにできないだろうか?四季それぞれに楽しみがあると思うし、そのイベントを通じて、地域のコミュニケーションがもっと図れると思う。
(事務局長・宮田 裕介)