「ハーバート・ジラルデット著 塚田幸三訳」
<目次>
第1章 都市の持続可能性
−それはことばの矛盾だろうか
第2章 都市現象とその影響
第3章 超有機体としての都市
第4章 都市とエコロジカル・フットプリント
第5章 都市の代謝
第6章 アーバンスプロールから共生の都市へ
第7章 都市農業の展望
第8章 優良事例
第9章 原則とポリシー
第10章 持続可能性の文化
日本を含む先進国の生活は既に持続不可能で、それを端的に示す指標が資源の供給と廃棄物の処理に必要な土地面積を表わすエコロジカル・フットプリントで、現在の日本人の生活を維持し、世界的に共有するには地球が2つも3つも必要となる計算です。エコロジカル・フットプリントを小さくするには、各地域毎の自立度向上が不可欠です。それが"ぐるぐるめぐるつながり"における持続可能性のミソです。また、都市の持続可能性は地方のそれに依存する一方、都市と地方の差はなくなりつつあります。その意味で、"サステイナブル・シティの創造”とは都市だけでなく全国的、世界的な課題であり、精神文化面も含めて地域の尊重と自立がそのためのキーワードだと思われます。(塚田氏より)
*(A5判、縦書き、約100ページ)
→WEBオーダー
|