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平成10年5月、延藤先生を中心に、ゆるやかに連携し合う住民参加の住まいづくりやまちづくりを目指し、呼びかけを行い、千葉大学のセミナールームでの学習交流会が開かれました。これが「ちば・Co住創」の始まりです。月1回のペースで、まちづくりや環境保全にかかわっている市民・専門家・行政の人達が集まり、各々の活動や情報を交換し合う有意義な時間を過ごす場として機能し始めました。 |
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平成10年12月には、人が人を呼ぶ情況が生まれ、参加者リストは約60名に増加しました。交流するだけではなく、実際に千葉で住まい・まちづくりを支援するNPOを立ち上げようという提案が生まれ、平成11年2月、千葉まちづくりサポートセンター(ボーンセンター)が設立されました。 |
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「ちば・Co住創」は、ボーンセンターのプロジェクト構想の1つになり、平成12年2月、プロジェクトの立ち上げに向けて、住み手候補者や専門家が数名集まり、勉強会や企画ミーティングを重ね、平成12年11月26日「ちば・Co住創」設立の集いが日本大学生産工学部講堂に於いて行われました。 |
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平成13年1月から、2ヶ月に1回の「かわらばん」の発行、月1回の定例会(第2金曜日)が行われると共に、年に1度行われる「大久保ハミングさくらまつり」での「まち探検」、9月から「住み手仲間の会」も行われています。 |
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「ちば・Co住創」は何よりも住み手の「想い」「つぶやき」を大事にし、「何のために?」の最も大切なコンセプトを置き忘れず、「住み手主導型のコーポラティブ住宅」を目指しながら活動を続けています。住み手主導型では、ライフスタイルに対応した住居専有部分のイメージだけでなく、共用部分のイメージに夢がふくらみます。 |
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屋上緑化庭園、星空が見える共用浴室、地域住民にも開放されるリビング・ダイニング・キッチン(哲学カフェ)、駆け込み部屋、アトリエ、図書館、デイサービス、託児、フリーマーケット・朝市
等々。そして、普通のファミリーだけでなく、シングルもシングルマザーも、障害者も高齢者も外国人も含めた多世代・異文化共生の新しい家族像をイメージした住まいづくりにシフトしつつあります。 |
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更に、住み手候補者達は、個々の「想い」「つぶやき」を他者への「呼びかけ」を通して結び合い、優れた「自発性」と「関係性」を醸成し、1+1=2以上のエネルギーを次から次へと発する「私発協働」を具現しようとしています。今年は、住み手候補者達の想いに共感を寄せる地主さんとの出会いも目指しながら種々の活動を継続することにしています。 |
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尚、現在「ちば・Co住創」のメンバーは160名です。毎月第2金曜日に行われる定例会へ是非参加してください。また、住み手候補者として参加御希望の方は、住所、氏名、TEL、FAX、E-mailアドレス等を下記宛に御連絡下さい。心よりお待ちしております。 |
(運営委員・川岸 梅和)
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