1971年1月
小田実・「生きつづける」ということ(展)
ロジャー・ホビット・日本地域における米軍解体運動(構造)
山口文憲・桑乾を渡る(構造)
庄司洸・小西叛軍裁判とは――支援運動の立場から(構造)
小田実・「世直し」の倫理と論理(朝ジ21)
地下鉄「東西線」(週朝22)
反戦活動家バーバラさん、ホテル軟禁いつまで(毎26)
市民集会「一九七一・ベトナム・われわれ」から(朝26夕)
単行本・ヴィクトリア・良潤著「外人であり禅坊主であり」三一書房
1971年2月
小田実・私は畳の上で死にたい(文春)
北沢恒彦・小田実論(思科)
甲斐等・〈投〉イークスとともにべ反戦の闘いを(朝ジ26)
浦和に反戦スナック出現(内外タイムス9)
ハレンチ学園全共闘(毎20夕)
バーバラ・バイ嬢が40万円の置き土産(平パ22)
1971年3月
小田実・生きつづける人間の決意(婦公)
吉岡攻・現役米兵もデモに初参加(朝グ5)
鶴見良行・肩のはらない具体的実践力(朝グ26)
稲垣真美・今と似ている戦争前夜の一九三〇年代(週読5)
〈グラ〉日・米・琉政府に対決を迫るスト(朝グ5)
“日本の危機”訴える反戦市民の集会(毎6)
「シタデル」再建決死隊(毎6)☆〈グラ〉流亡の反戦米人ヤン・イークス(朝グ26
ミニコミ'71――奔流する地下水(朝ジ26)☆三菱重工を狙うべ平連戦術(ア芸18)
鶴見俊輔・自罰性の領域(『家』第17号)
江橋崇・小西自衛官公判の憲法裁判性(法学セミナー)
単行本・小田実編「裁く・民衆が日本の軍国主義を」合同出版社
1971年4月
吉川勇一・東京に基地があること(世)
神谷康子・脱走米兵をわが家族として(婦公)
反戦法律家連合“叛”・修習生べ平連から反戦法律家連合へ(朝ジ9)
鶴見俊輔・反戦と入管と日本人と――ちちははが頼りないとき――イークスのこと(朝16)
ヤン・イークス・戦いを国内にもちこむこと(朝ジ16)
タレント議員のつぎは“一株議員”登場か(週ポ2)
べ平連、卑劣な一株運動(やまと新聞24)
三菱重工株主総会に乗り込むべ平連一株運動の隠された狙い(週ポ30)
単行本・詩のべ平連「ベトナム反戦詩集第11集 地球は燃える」詩のベ平連
1971年5月
和田春樹・さあ、ここで戦争の機械をとめよう(朝ジ7)
八田英郎・基地内の米兵もたたかう(朝ジ7)
和田あき子・きょうが第一歩なのだ(朝グ21)
鈴木正穂・私たちの間に金網はもうない(朝グ28)
高村暢児・畳の上で死んでやるでエ・小田実(潮)
日米呼応で5・5反戦デー――横田基地に風船・花火デモ(朝ジ14)
最高点で市議に当選した女性べ平連(週ポ14)
〈グラ〉常識に挑戦する“議会進出”――浦和市議・小沢遼子さん(朝グ14)
やがて武器を持つよ――沖縄デーでの自己表現(サ毎16)
型破り女闘士・小沢遼子さん(毎17)
べ平連分裂の危機――小田氏に批判集中(内外タイムス20)
〈グラ〉横田の戦争機械を止めろ!(朝グ21)
〈グラ〉日米合同の「反戦フェスティバル」岩国(朝グ28)
“一株主”ハッスル――総会シーズン波乱含み(東23)☆兵器産業対べ平連(サ毎23)
三菱重工総会、立役者の言い分(朝29)
篠原一・市民運動のデッサン(市民 2)☆野坂昭如、生島治郎・〈対〉おれたちは市民しゃない(市民(2))
単行本・高畠通敏「日常の思想とは何か」(高畠編「日常の思想」戦後日本思想体系M、筑摩書房に所収)
1971年6月
吉川勇一、藤田英彦・〈対〉参加への初心と執念(月刊キリスト)
岡山雄二・「死の商人に死を――」を合言葉に(朝ジ4)
村田五郎・ゲートから百メートルの“震源地”(朝グ4)
小中陽太郎・〈小〉ふあっく(1)(現眼)
小中陽太郎、小沢遼子・〈対〉ウーマン・リブ、浦和市議会をのす(週大10)
“話し合い”を暴力でつぶした東西二大企業(週言11)
〈グラ〉何がこわかったのか、反戦株主との対話を避けた三菱重工総会(週文14)☆
(グラ〉反戦スナックはオレたちのもの――「OWL」」に集まる基地内米兵(朝グ4)
三菱重工対べ平連“日比谷決戦”の詳細な再録(週ポ11)
三菱重工乱闘総会の陰で何が起ったか(週朝11)
〈グラ〉一株パワー(週読11)☆反戦・反公害総会の舞台裏(週読11)
べ平連が〈三菱重工〉株主総会と対決!(ブレイボーイ8)
一株運動にも日米間に“技術ギャッブ”(週刊ダイヤモンド12)
ヤン・デンマン・どつちもどつち、三菱重工株主総会(週新12)
問答無用の場と化した最高意志決定機関(東洋経済12)
三菱重工株主総会25分の暴力舞台(プレイボーイ13)
〈グラ〉企業の庭にアリの軍団――三菱重工対べ平連(毎グ13)
私がやったチッソ・三菱重工株主総会の裏工作(週現17)
まかり通る〈総会屋〉の実力と収支決算(ブレイボーイ22)
〈グラ〉何から何を守るのか? ガードマンの正体(週大24)
Izumi Matsunaga・Oizumi Citizens: It is Painful For us to Remain Silent And to Do Nothing(The Sophia Gazette 21)
(編注)小中陽太郎「ふあっく」は、その後、現代の眼に72年3月号まで10回にわたり連載され、のち単行本として現代評論社から出版された。
単行本・鶴見俊輔編「国際活動」東洋経済新報社(鶴見良行「マスコミの国際活動」、藤枝澪子「ある亡命者とその死」など所収)
1971年7月
広野広・「市」を超える「村」の論理を(市民 3)
吉川勇一・「市」の中で生をひきずりつつ(市民 3)
西垣道夫・入管当局は何を「軟禁」したか――バーバラ・バイさんの救援活動の中から(市民 3)
久野収、高畠通敏・〈対〉市民運動がめざすものは何か(時代)
山口文憲・ロックンロールのUSネイヴィー(ニューミュージツク・マガジン)
池信一・集団の発見(9)〈シタデル〉再建決死隊(現眼)
もののベながおき・一枚の絵の無残な裏側――沖縄闘争デモ学生「受傷報告書」(朝6)
斎藤往吉・一株総会の壇上から(財界1)
〈グラ〉すれ違い“一株株主総会”(財界1)
“問題総会”に登場のガードマン評判記(財界1)
“八月”を行動する若者たち(毎24夕)☆つまずいたフォーク『戦争しましょう』(週新31)
単行本・小田実「小田実全仕事10 評論4 十年が経った、そして……」河出書房新社
1971年8月
小沢遼子・よそもの連合市会に登場(展)
吉川勇一・“三菱”は政府より大きい(文春)
小中陽太郎・〈小〉スパイたちの大脱走(問題小説)
小田実・「秘境の話」(旅)☆北添忠雄・成田闘争のおもいで(声52)
明石清三・グラマンと戦ったタコ揚げ作戦(文春)
女F不思議な家の“女主人”(毎15)
小田実、大阪的リアリスト(北海道新聞13)
単行本・鶴見俊輔著「北米体験再考」岩波新書
鶴見俊輔「同時代――鶴見俊輔対話集」合同出版(開高健、いいだモモ、武藤一羊、鶴見良行、ハワード・ジン、ラルフ・フェザーストン「ベトナム反戦運動の交流――日本列島縦断旅行を終えて」、小田実、角南俊輔、谷幹一、吉川勇一、和田誠「デモを語る」など所収)
1971年9月
吉川勇一・四人の脱走兵と私(文春・臨増)
満州事変40周年を考え直す上・下(毎16夕、17夕)
小中陽太郎氏、べ平連の“爛熟”を書く(夕フ19)
べ平連、“ゲバ”で解散必至――幹部のインチキに怒り(内外タイムス21)
1971年10月
大沢真一郎・現代における組織変革の視点(思科)
福富節男・六月行動委員会の軌跡――共同行動の原則(思科)
向井孝・自由連合論――手仕事の哲学からの出発(思科)
畑好秀・「愛と怒りのゼミナール」あとがき(思科)
岸剛・〈アサカ〉からの呼びかけ(ピープル)
脱走「日本人兵」清水君のその後の評判(週新2)
「満州事変のころ生まれた人の会」全録音(サ毎3)
市会震わすリブ新聞――トップ当選べ平連市議の“公約実行”(夕フ5)
単行本・宮元昭雄著「『一株』という名の凶器」日本証券科学研究所
1971年11月
小田実・二つの「中国」・二つの「世の中」――「えらいさん」と「私たち」――(展)
吉川勇一・モラルの意味について――三里塚の不服従(展)
小沢遼子・直接行動から住民自治へ(市民D)
田中仁彦・第二、第三の小西を恐れるもの(市民D)
小田実・わが思索・わが風土@〜D(朝15〜19)
高畠通敏・戦後政治の転換と市民運動――その論理と現実(エコ30)
高畠通敏、宮崎省吾、新崎盛輝、和田春樹、日高六郎・〈シンポ〉60年安保から沖縄闘争へ(エコ30)
森有正・市民意識と国民意識の乖離(エコ30)
教科書になった米兵反戦紙――九大教養部(朝3)
“場所”を守るもの(朝ジ3)
返還へ悪質な妨害、べ平連――一連の売名行為(やまと17)
ヤン・デンマン・九大教養部にすすめたい教科書(週新20)
瀬尾央・十日間の旋風――反戦歌手・バーバラ・ディーン来日(朝グ26)
“岩国の核”、ミステリー、反戦米兵四人を送還(毎27)
反戦女優ジェーン・フォンダの〈紅い爆弾宣言〉(プレイボーイ30)
単行本・大沢真一郎著「後方の思想――あるいは長征への出発」社会評論社
詩のぺ平連「ベトナム反戦詩集第12集 レモンの旗」詩のベ平連
1971年12月
吉川勇一・「チョーセン!」という言薬(人間としてG)
山口文憲・FTAってなんだ?(ニューミュージック・マガジン)
田中仁彦・叛軍兵士の正義と銃口――アンリ・マルタン事件と小西誠裁判(現眼)
吉川勇一・話の特集アンケート71出題(話特)
奥野卓爾・ジェーン・フォンダがやってくる――おそらくはシラケ時代のピースサイとして(The Other Magazine)
田川律・ぶっとばせアーミー!――FTA来日(フォークリポート)
三橋一夫・バーバラ・ディーンとジョーン・バエズの間でいろいろ考える(フォークリポート)
鶴見良行・GIを熱狂させるジェーン・フォンダのFTA(サ毎19)
北井桂三・メデイアは運動をつくりうるか・早生児「週刊アンポ」のカルテ(PIC・著者と編集者)
〈グラ〉反戦のためにしか歌わぬブルース・シンガー、バーバラ・ディーン(週文6)
「ジェーン旋風」第1号、歌って踊って反戦のウズ(産11)
反戦女優ジェーン・フォンダの“羽田舞台”の猛烈な演技(週大23)
ジェーン・フォンダはこうして反戦女優に変身――(週平23)
反戦ショーにのりそこなった日本人(週朝24)
野坂昭如・反戦より“圧戦”のよりどころを――ジェーン・フォンダの入国に思う(平パ27)
ジェーン・フォンダ嬢“反戦ごっこ”の影響力(週文27)
J・フォンダ来日劇の裏にかくされたこの重大事実!!(平パ29)
〈グラ〉入国拒否をふっとばした反戦女優ジェーン・フォンダ(平パ27)
〈グラ〉やっばりジェーン・フォンダは旋風を巻き起こした!!(プレイポーイ28)
ジェーン・フォンダ「反戦劇」のすベて(週サ31)
〈グラ〉強烈な「反戦」の素顔を見せて――ジェーン・フォンダ日本の二週間(朝グ31)
単行本・マーク・レーン「人間の崩壊」鈴木主税訳、合同出版