28 1000枚のデジタル写真 (現地時間 2004年05月05日 04:10:11発 日本時間 06日 14:21:22受信)
アルジャジィーラに行ったら、ワシントンポストが新しく1000枚のデジタル写真を手に入れた、という記事が載っているので、いつもは行かないワシントンポスト・オンラインに行きました。記事の一部を、以下にはりつけます。
多くの写真は兵士の日常生活のようですが、以下のようなものがあります。
最初のパラグラフ、両手を後ろに広げる形で手錠をかけられて、女性の下着を頭にかぶせられている囚人の写真。
二つ目のパラグラフ、猫の切り取られた頭の写真が数十枚。
三つ目のパラグラフ。アメリカ人兵士がが死体をのぞきこんで、笑いながら、親指を上に指すサイン写真。
四つ目のパラグラフ。若い女性が胸をはだけている写真。手には白いバンドがまかれて番号があるそうです。彼女が囚人かどうかは分からない、と書かれています。
これ以外に、女性MPが床に、床に横たわっている裸の男の囚人を首紐でつないで持っている写真もあります。ワシントンポストに行って、実際に写真を見ることを、おすすめします。
Mixed in with more than 1,000 digital pictures obtained
by The Washington Post are photographs of naked men, apparently prisoners,
sprawled on top of one another while soldiers stand around them. There is
another photograph of a naked man with a dark hood over his head, handcuffed to
a cell door. And another of a naked man handcuffed to a bunk bed, his arms
splayed so wide that his back is arched. A pair of women's underwear covers his
head and face.
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The pictures obtained by The Post include shots of
soldiers simulating sexually explicit acts with one another and shots of a cow
being skinned and gutted and soldiers posing with its severed head. There are
also dozens of pictures of a cat's severed head.
Other photographs show wounded men and corpses. In one,
a dead man is lying in the back of a truck, his shirt, face and left arm covered
in blood. His right arm is missing. Another photograph shows a body, gray and
decomposing. A young soldier is leaning over the corpse, smiling broadly and
giving the "thumbs-up" sign.
And in another picture a young woman lifts her shirt,
exposing her breasts. She is wearing a white band with numbers on her wrist, but
it is unclear whether she is a prisoner.
ワシントンポストのサイトは以下のとおり。
http://www.washingtonpost.com/
最初に読むときに、登録が必要です。無料ですが。
いまAsahi.comに行ったら、上のことに関する簡単な記事があった。オンラインの毎日、読売には、いまの時点では、何も書かれていません。
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Kさんがメールをくれました。リベラシオンの記事をフランス語から要約してくれている。
フランスのリベラシオンに、次のような意味の記事が載っていました(超適当訳)。( http://www.liberation.fr/page.php?Article=202196# )
「アルジェリア"戦争"の際のフランス軍、あるいはナチスの例からも明らかなように、性的な拷問、とりわけ男性に対する同性愛的な行為の強要は征服者の常套手段である。それによって被征服者の尊厳を失わせ、"劣等民族"であることを思い知らせようとするのだ。だが、こういった手法は、とくに、それが組織的におこなわれた場合には、激しい報復を招き、取返しのつかない結果となる」
もちろん、この記事でも「強姦」や「自慰行為の強制」といった言葉が使われています。
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また吉川勇一さんがメールをくれました。以下に一部を載せます。
一連の通信、ありがとうございます。それらは、すべて「ベ平連」のサイトの「室謙二のアメリカ通信」転載させていただいています。また、ご覧になっておられるかもしれませんが、私の個人サイトの「News」欄No.
116 に紹介してある「反戦翻訳団」のサイト → http://blog.livedoor.jp/awtbrigade/
は、次々と、関連ニュースを日本語に翻訳して掲載しており、助かります。
室 謙二