61 米国ロスから (2003.04.21掲載)
イラクとの戦争が始まる前に、ロサンゼルスに移動してきました。Californiaの反戦運動は他の州に比べてもかなり活発ですが、ロサンゼルスはサンフランシスコに比べるとデモの参加人員も少ないようです。私も一度、デモに参加しましたが、各種違った組織が集まっており、反戦では共通しているようですが、米軍を支持する、しないと言うところでは、かなり違いを見せているようです。室さんの通信をイラクへの侵略が近くなる頃から見させていただいております。面識は、まったくございませんが、このように頑張っていらっしゃる方が米国内にいて、心強く感じております。最近は、半月は投稿されていないようですが、楽しみにしています。
(T.笠原 送信日時: 2003年 4月 21日(月曜)
10:19:36)
(管理者から) このメールを室さんに転送したところ、要旨以下のような返信がありました。
「すでに10日間ほど東京にいます。来週、カリフォルニアに戻ります。お送りいただいた笠原さんの手紙には、こちらから手紙を送ります。
アメリカは、とんでもないことになっています。いずれ書きますが。アメリカのベトナム反戦世代である女房に言わせれば、あのときよりずっとひどいことになっている、とのこと。
非米活動委員会のときのような、一種のマスヒステリアであろうと思います。こんな時代に住むとは、思っても見ませんでした。(中略)
いっしょに仕事をしているアメリカ人で、東京に住んでいる男に、おまえはラッキーだよ、東京にいて、と言っています。(後略)」