623.古川純さんが編著『「市民社会」と共生』を刊行。(2012/06/06掲載)
専修大学名誉教授で、NPO現代の理論・社会フォーラム理事長の古川純さんが、新著の編著『「市民社会」と共生――東アジアに生きる』を刊行されました。古川さんは新潟地裁での小西誠反軍裁判一審では「民衆弁護人」に参加されるなど、ベ平連で活発に活動されました。
本書の内容をご紹介するため、編者古川さんの「はしがき」(PDFファイル)と、目次を以下に掲載します。
はしがき 1 スミス・マルクス・グラムシと「市民社会」…………鈴木信雄 2 変革の主体としての社会 ――「社会をつくる」思想の源流と歴史――………… 山田 勝 3 「新しい市民社会」形成と日本国憲法の課題…………内藤光博 4 民法における家族と市民社会 ――家族の個人性と団体性―― ……………………… 本幡文徳 5 琉球先住民族論………………………………………… 渡名喜守太 6 ヤマトと琉球のマツリとマツリゴト…………‥…… 樋口 淳 7 韓国の「市民社会」の現段階とヘゲモニー闘争…… 丸山茂樹 8 「市民社会」論と「世間」論の交錯………………… 古川 純 【補論1】人権の「普遍性」と「文化拘束性」 ――アジア人権憲章への可能性――……………………古川 純 【補論2】日本国憲法の制定と「外国人」問題……… 古川 純 9 【対談】山田勝=古川純 ――「変革の主体としての社会」論と現代日本社会――
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