606.評論家の松浦総三さん、7月6日に逝去。96歳。(2011/07/31掲載)
評論家の松浦総三さんが、結腸がんで逝去。96歳。哀悼の意を表明いたします。松浦さんは、天皇問題や右派ジャーナリズム批判で活動され、とくに『週刊新潮』、『文芸春秋』などへの徹底的批判をつづけられ、また、70年には「東京空襲を記録する会」を組織し、早乙女勝元さんとともにまとめた「東京大空襲・戦災誌』で菊池寛賞を受賞されています。
1966年8月のベ平連の主催した「ベトナムに平和を!日米市民会議」に日本代表の一人として参加しました。ベ平連の活動の中では、松浦さんは、以後、表面に氏名を出すことはなかったが、最後まで運動への賛同、支持を続けられました。