526. 戸井十月さんの新著『ゲバラ 最後の時』刊行。 (2009/01/20掲載 ) 

 戸井十月さんが新著『ゲバラ 最後の時』を刊行されましたのでご紹介します。2009年1月、集英社刊で、1,500.+ 税 です。ゲバラについての2本連続の伝記映画が上映されているときだけに、好評のようです。
 以下は、Amazon の同書に関する紹介記事です。

内容紹介
チェ・ゲバラとはどんな男だったのか。彼とともに生き、ともに闘い、その最期を見届けた人々の証言から浮かび上がる伝説の革命家の実像を追う。ゲバラの生涯を追い続ける作家、戸井十月は何度も自ら中南米に足を運び、現地取材を重ねている。中でも本作はゲバラの殺された場所を訪ね、偶然にもその最期の様子を知る人々に出会い、貴重な証言を得ている。最期の生身のゲバラに出会う圧巻の内容である。

プロローグ「2005年の5月から8月、4カ月かけてバイクで南米大陸を一周した。1997年から始めた「五大陸走破行」の4番目の旅だった。
南米に限っては必ず訪ねると決めていた場所が一カ所だけあった。ボリビア共和国サンタクルス州カミリ北方イゲラ村と、そこから60キロ離れた山間の町、バージェ・グランデ。エルネスト・“チェ”・ゲバラが殺された村と、その遺体が30年間秘密裡に埋められていた街である。」著者は、キューバを離れた後ゲバラがボリビアでゲリラ戦を展開し、チューロ渓谷の戦闘で捕らえられて小学校の教室で謀殺された現場を訪れる。そこで彼は偶然にも当時ゲバラに最後の食事を運んだ少女に会う。さらに遺体に触れたジャーナリストに会い、生家にも遭遇し、貴重な証言をひとつひとつ集め、ゲバラがいかに生き、殺され、隠蔽されたか、最後の瞬間をリアルに浮かび上がらせてみせる。

内容(「BOOK」データベースより)
“指令600”とはなにか―チェ・ゲバラとはどんな男だったか。彼とともに生き、闘い、最期を見届けた者たちの証言より浮かび上がる伝説の革命家の実像。戦場で重傷を負って死んだと発表されたゲバラだが、本当は捕らえられた村で暗殺されたのだった。最後の食事を運んだ少女、銃声を聞いた農夫、遺体に触れたジャーナリストなどの貴重な証言が、ボリビアの山村を訪れた作家戸井十月の前に、伝説以前のリアリティとして衝撃的に立ち上がる。著者渾身の現地インタビューによる書き下ろしドキュメンタリー。
 

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