445.栗原幸夫さん、武藤一羊さん、小田実さんの新著ご紹介 (2007/01/03掲載)
昨年暮、栗原幸夫さん、武藤一羊さん、小田実さんがそれぞれ新著を刊行されましたので、ご紹介します。
栗原幸夫『未来形の過去から――無党の運動論に向かって』
(インタビュー・天野恵一・水島たかし・田浪亜央江) インパクト出版会 2006年12月 \2,000 + 税
帯の文の紹介
ベ平連、吉本・埴谷論争、
米軍脱走兵支援、
反天皇制、AA作家運動
遥かな時、遠い記憶を甦らせる
武藤一羊『
アメリカ帝国と戦後日本国家の解体――新日米同盟への抵抗線』社会評論社 2006年11月 \2,400 + 税
論文集 書き下ろし1編を含む1998年から2006年までの論文16編(大部分は2004年以降)の最近論文を収録。
小田実『終わらない旅』 新潮社 2006年11月 \3,200 + 税
帯の文の紹介
だから、愛するきみに告げよう。
私たち小さな人間は、けっして
殺されてはならないのだと――。
大阪大空襲、ベトナム戦争l、そして「9・11」……。
戦争の悲しみを見つめ続けた著者が描きあげる
人間のすがた、愛のかたち。