398 日高六郎、吉岡忍、戸井十月さんの新著。(05/08/03掲載)
日高六郎さん、吉岡忍さん、戸井十月さんが、それぞれ、新著を公刊されましたので、ご紹介いたします。それぞれの帯にある紹介文をつけました。
日高六郎
『戦争の中で考えたこと――ある家族の物語』 筑摩書房 2005年6月 \2,200+税
記憶と回想 満州事変前夜から終戦まで 拡大する日中戦争のなか、中国青島市で日高少年はなにを見たか。敗戦直前、海軍技研に提出した長文の意見書で日高青年はなにを訴えたか。戦中戦後を一貫して平和を考え行動してきた著者が、世代を問わず贈る精神史的自伝。
吉岡 忍 『ある漂流者のはなし』 ちくまプリマー新書 筑摩書房 2005年6月 \760+税
究極のサバイバル 「生きる力」って何だろう。三十七日間、ひとりぼっちで漂流し奇跡的に生還した男は、何を考え、どのようにふるまったのか。その真実に迫る感動のドキュメント。
戸井十月 『小野田寛郎の終わらない戦い』 新潮社 2005年7月 \1,400+税
ルバング、日本、ブラジル……。 男は凛々しく生き抜いた! 渾身のヒューマン・ドキュメント 鋼のように強靭に、青竹のように柔軟に、男は「時代」を生き抜いた。