308. ベトナム戦争証跡博物館の新館完成間近か。小田実・山口幸夫さんら、明日、ベトナム訪問に出発(03/07/23掲載)
ホーチミン市の大学で教えている 越充則さんからのメールによると、同市の国立「戦争証跡博物館」の増改築工事はかなり進行しており、新館の完成も間近のようだとのことです。以下に、そのメールの一部をご紹介します。
「こちらは雨季に入ったにもかかわらず、ほとんど雨が降らず暑い日が続いております。
きのう戦争博物館の前を通ったところ、外の壁越しからもわかるほど新館の建設が進んでいてびっくりしました。少し前には気が付かなかったことなので、だいぶ急いで進めているということなのでしょうか。以前、3階or4階建ての新館建設計画を見せてもらいましたが、ほんとうにあんなのができるようです。3月に博物館に行ったときは、確かに「7月に完成する」と言っていましたが、しかし、「どうせベトナムの……」と思い、信じていませんでした。ですが、この調子だと、ほんとに7月末ごろベ平連訪問のころにオープンなんてこともあり得るかと思います。
関係あるのかないのか、ホーチミン市の中心部では、中〜大規模なビル建設が最近目に付きます。皆さんが、今度来られるときには、また少し変った街の様相を見せるかもしれません。
私は、ホーチミン暮しもここで3年になりました。6月末に一時帰国し、8月から現職に加え、インターナショナルスクールで日本人の高校生に国語を教えることになりました。原則2年のところ1年契約としていますが、結局もう2年こちらにいることになりそうです。こちらにいらっしゃる際は、是非ご連絡下さい。」
なお、「市民の意見30・関西」の小田実、北川靖一郎さんらが組織したベトナム訪問市民グループは、7月22日に出発する。今回は、ホーチミン市のほかフエやソンミも訪問先に入っており、東京からは、昨年の第2次訪問団に加わった山口幸夫・裕衣さん親娘もまた参加されるとのこと。