188. 福島菊次郎さんの写真展「福島菊次郎の世界」のご案内02/01/24掲載)

 ベ平連をはじめ、60年代以降の反戦運動や、三里塚、自衛隊などの写真を撮り続けてこられた写真家、福島菊次郎さんの写真展が以下のように開かれます。山口県にあった資料館は、福島さんの老齢のためもあって閉鎖になりました。福島さん からは、「今回は最後の貸し出し展で、久しぶりに上京します」とお便りをいただきました。ご参加を。

福島菊次郎の世界
――報道写真家がひとり見届けた戦後――

2002年1月24日(木)−2月5日(火)
10:00〜19:00(1月30日(水)休 最終日17:00まで)

第一部 写真「瀬戸内離島物語」と彫金展
    1月24日(木)〜1月29日(火)
第二部 写真「日本の戦後を考える」展
    1月31日(木)〜2月5日(火)


1月29日(火)19:00より福島菊次郎氏の出張ギャラリートーク
を予定しています(無料ですが、ご肴望の方はご予約ください)

場所 さいたま市(元の浦和市)の「楽風」(右の図参照)

336−0012 さいたま市岸町4−25−12
    TEL/FAX 048−825−3910
   駐車場はございません  (隣にコイン駐車場有り)

企画 楽風

案内のはがきより  福島菊次郎氏は1921年山口県下松市生まれで今年80才。1960年よりプロの報道写真家としてあらゆる現場に飛び、原爆、国家、軍隊、学生運動、公害などをテーマに、反権力の視点から、カメラを通してひとり日本の戦後と対峙してきました。発表された写真は、中央公論、文芸春秋、朝日ジャーナルなどの総合雑誌を中心に3,300点にもおよびます。
一方で、若い頃に修得した技術を生かして、さまざまな生き物たちをモチーフにした独創的な彫金作品を生み出し、その精緻でユニークな形は、日本のみならず、ヨーロッパでも高い評価を受けています。
気骨の写真と練達の彫金でたどる福島菊次郎氏の世界へ、どうぞ足をお運びください。
 

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