177. 探しています。『ベ平連ニュース』1968年5月号 の実物を! ぜひご協力を! (02/01/04掲載)

 つい最近、埼玉大学の共生社会研究センターに通ってベ平連のことを調べていたある大学生から問い合わせを受け、 事の重大さにショックを受けています。

 その人は、同センターにある『ベ平連ニュース・合本縮刷版』を見ていて、1968年5月号の3〜6ページが落丁になっているのに気がつき、その落丁部分についての問い合わせを本サイトに寄せられました。さっそく 手元にある『合本・縮刷版』を調べたところ、これは、単なる落丁(製本時のミス)ではないことを知りました。たしかに、この号のニュースの3〜6ページはないのですが、しかし、この『合本・縮刷版』自体の全体のページの通し番号は続いているのです! つまり、『合本・縮刷版』を製作するときの原本自体に落丁があり、それに気がつかずに合本を作ってしまったらしいということになります。

 これまで、こういう重大なミスに気がつかなかったことは恥じ入るばかりですが、とにかくこの欠落のままで放置しておくことは許されません。

 1968年5月号の『ニュース』の現物があれば、それをコピーして『合本・縮刷版』に補うことができるわけで、共生社会研究センターに調べてもらったのですが、これまた不幸なことに、埼玉大で保管している現物のニュースのファイルからは,その号だけが欠落している ということでした! 

 というわけで、みなさんの中で、『ベ平連ニュース』1968年5月号の実物をお持ちの方で、提供してくださる方(少なくともコピーさせていただける方)はいらっしゃいませんでしょうか? ぜひともご協力くださいますよう、お願いいたします。

 その実物でも、3〜6ページがなく、2ページから7ページに飛んでいるのならば、これは、その『ニュース』を編集しているときにページ番号を飛ばしてふってしまったという、単純ミスだったですみますが、そうした事情をとにかく調べねばなりません。(注)

 ご連絡をお待ちします。この件についての情報は、本サイトまでご連絡ください。

(注)これは、まったくの推理だけで、事実かどうかは現物に当たってからでなければ言えないのですが、『ベ平連ニュース・合本縮刷版』を見ると、問題の1968年5月号の次に、『ニュース』の半分の版型で、「ベ平連とは」という8ページ分のベ平連についての紹介・解説パンフレットが続いて載せられています。これは『ニュース』の4ページ分に当たります。もしかすると、『ニュース』本体の3〜6ぺーじのところに、このパンフレットが挿入されていて、全体としては他の号と同様の8ページ建てになっていた、という可能性があります。『ニュース』に載っている会計報告を調べてみると、「ベ平連とは」のパンフレットの印刷費はとくに計上されておらず、また、『ニュース』本体の印刷費も、前後の号の印刷費とほとんど同額です。こう見てくると、さきの推理の可能性も大きいような気がしてきます。そうであってほしいとは希望はしますが、まずは何よりも、現物に当たって見なければなりません。(吉川)

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