161. アピール「市民の意見30の会」に入って下さい! 行動に参加してください!(01/09/30掲載)

 これは「ベ平連」に直接関係するニュースとは言えないのですが、事態があまりに緊迫しているので、ここにも掲載させてください。(吉川勇一)
 
「ニュース」表紙 言うまでもなく、大変な事態です。アメリカによる「報復戦争」が迫っています。かつてのベ平連運動に参加していた人びとが、ふたたび行動に参加しつつあります。主な動きは、このホームページではなく、吉川勇一の個人ホームページ( http://www.jca.apc.org/~yyoffice )の「ご案内」欄や「市民運動」の欄にでていますので、ぜひそこをご参照ください。日本もそうですが、各地で市民の自発的行動が続々と登場し、アピール、声明、抗議、請願、集会、デモ、意見広告運動など、現在の状況は、1965年2〜4月の、ベ平連運動が登場する直前の時期を髣髴とさせるものがあります。インターネットがあるだけに、現在の方がもっと広がりは早いとも言えるようです。
 私が今参加して、もっぱら活動の中心の場としている市民グループは「市民の意見30の会・東京」という反戦グループです。「殺すな、いつであれ、どこであれ」のバッジ
(右の図 、デザインは和田誠さん)がシンボルマークです。そもそもは1989年に「日本を変えよう、市民による30の提言」をまとめ、『朝日新聞』全国版に意見広告として発表したところから発足しました。作家の小田実さんや中山千夏さんらを含む作業でした。詳しくは、この会のホームページがありますから、それをご参照ください。
      
http://www.jca.apc.org/iken30
 「市民の意見30の会」は、その活動の一つとして隔月間で『ニュース』
(左の写真)を発行しています。毎号40ページ近くで、内容は充実しています。最近号は10月1日付発行です。その目次をご紹介します。

             
―― 目 次 ――

  表紙絵(三里塚の少年行動隊)…………………………………… 戸井 昌造

 【緊急特集】▼テロ事件▲武力報復に反対する
   ▽「市民の意見30の会・東京」声明 
   ▽共同声明 
   ▽アメリカ戦争抵抗者連盟の声明 
   ▽「良心的軍事拒否国家日本実現の会」声明
  ▼なぜここにいるのか ここにいることの意味は何なのか…… 吉岡   忍
  ▼「大東亜聖戦祭」・寒々とした真夏の祭り …………………井沢  幸治
  ▼国際非暴力平和隊創設にむけて……………………………… 大畑   豊
  ▼『餓死した英霊たち』を読む………………………………… 福富  節男
  ▼「日米独市民八月交流」……………………………………… 北川 清一郎
  ▼朝鮮からみた日本……………………………………………… 金  九 漢
  ▼[図書紹介]『毛沢東のベトナム戦争』…………………… 渡辺   勉
  ▼侵略戦争の歴史を肯定する首相の靖国参拝………………… 北野   誉
  ▼八月十五日ヤスクニ…………………………………………… 柳瀬  正勝
  ▼ビッグレスキユー2001に対する取り組み…………………… 井上   森
  ▼アメリカの軍需産業と兵器輸出……………………………… 守屋  和子
  ▼Information
  ▼反戦映画クラブ  
  ▼New! 事務局便り……………………………………………… 梶川  凉子
  ▼表紙絵解説……………………………………………………… 渡辺  一衛
  ▼読者のおたより
  ▼編集後紀/会計報告
 

 巻頭には、現在の事態に対する緊急の声明がいくつか掲載されています。 かつてベ平連で活動していた人びとが、この会には多数参加、協力しています。上の最新号『ニュース』の執筆者の中の、戸井昌造(神楽坂ベ平連)、吉岡忍(神楽坂ベ平連、ジャッテック、井沢幸治(金沢ベ平連)、福富節男(神楽坂ベ平連、イントレピッド4人の会)、渡辺勉(全国一般南部労組)、柳瀬正勝(横浜ベ平連)、梶川凉子(東京ベ平連)、渡辺一衛(千葉ベ平連)さんらもベ平連で活動されていたり、協力された人びとです(カッコ内は、当時の活動グループ)。
 アメリカのテロ報復戦争の宣言によって、事態が緊迫している今、かつてベ平連の場で行動し、今も反戦の志を共有されている方がたが、ぜひ、この会に入って下さるよう、訴えます。   
 会費=『ニュース』購読料は、一般会員が年2,500円(ただし、65歳以上、心身障害のある人、病気療養中の人などは年2,000円)、協力会員が年5,000円です。
 入会手続きは、上記「市民の意見30の会・東京」のホームページから申し込めます。
 この会が行なっているさまざまな活動は上記ホームページをご参照ください。この会の定例行事の一つ、「反戦映画クラブ」は、本ホームページの「映画ファンへ」欄でも紹介されています。  吉川 勇一

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