138. 川田泰代さん死去 (01/05/12

 元『婦人画報』編集長、「アムネスティ・インターナショナル日本支部」の創設メンバーだった川田泰代さんは、ここ数年、健康を害して療養中だったが、2001年5月5日、腎不全で死去された。84歳。報道によると、葬儀は、9日に、親近者で行われたという。

 川田さんは、ベ平連の活動では、1968年8月の「反戦と変革に関する国際会議」(京都)に参加されたのをはじめ、多くの集会やデモなどの活動に積極的に参加した。特に、金大中ら、アジアにおける多くの政治犯「良心の囚人」の救援活動に力を注ぎ、川田さんらの努力によって減刑などをされた「良心の囚人」たちの中には、陳玉璽(台湾)、崔昌一、金鉄佑・風C兄弟(韓国)ら多くがいる。川田さんの姪の吉永小百合は、川田さんのことを「自由奔放の言論人」と呼んだ。

 川田さんの著書、『良心の囚人――陳玉璽』(1972年)は、英訳もされた。

 ここでは、川田さんが京都の「反戦と変革に関する国際会議」でされた発言の全文をご紹介する。以下をクリックしてください。

川田泰代「台湾青年の強制送還」 

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