キアラケウア湾ノ隣接する土地の分割提案は都市使用にあたるというハワイ州土地 利用委員会(LUC)による決定に対する控訴は、 巡回裁判区裁判所で否却された。. シエラ・クラブ-ハワイ支部のデイビッド・キモ・フランケル氏によると、今回彼 は第3巡回裁判区ロナルド・イバラ判事の判決受けたが、それは土地使用委員会 の2000年9月のケオプカの125の分譲地およびゴルフコースは都市利用に あたるという内容の判決を指示するものであったとのことである。ホクリアの開 発業者ライル・アンダーソンが所有するパシフィック・スター社は、600エー カーの農業用地を同社が計画中のとおり分譲する場合には州の土地使用範囲の修 正を申請しなければならないとするLUCの判決に控訴していた。「この判決はキア ラケウア湾、及び、その地域の自然資源を助けるものです、」とフランケル氏は 語った。「このLUCの判決は、農業区域で何が許されるかに関する法律を明確に示 しています」シエラクラブがLUCに対して嘆願書を提出していたのは、このプロジェ クトが歴史的な場所や、ジェームズ・クック船長が1779年にそこで亡くなっ た事で知られる同湾の歴史ある水域に脅威を^えることを危惧したためである。フ ランケル氏によれば、LUC の公聴会においてパシフィック・スター社は、土地使 用の見直し過程を端折って郡からすばやく承認を得ようと、ケオプカの土地のプ ロジェクトは農地の分譲と説明していた。州の計画局は、現在提案されている開 発内容をLUCが都市利用として宣言することを求めたシエラ・クラブの嘆願を支持 した。 パシフィック・スター社社長のR.T. "ディック" フライ氏からは, コメン トは得られなかった。公聴会は火曜日に引き続き行われる予定。
======================================================================= http://www.westhawaiitoday.com/daily/2001/Mar-25-Sun-2001/news/news2.htmlビッグアイランドのネイティブ・ハワイアン活動家たちが日本で、コナ南部で建 設中の高級分譲地のサポートを止めるようにと日本の投資家に求めている。ケオ プカ・オハナを守る会のメンバーは、ケアラケクアの街のホクリア・プロジェク トが神聖な場所を冒涜していることを訴えるべく、日本の政治家や日本航空の役 員と会うため、水曜日に日本に向けて出発した。オハナのメンバーである、ロル ナ・ロウエア・タキザワ、ヴァイオレット・レフル・ママック、ハリエット・” アカ”・ドーリー、そしてブランドン・カミュエラ・ヒマラヤの各氏は、ホクリ アにより開発されている土地に元々居住していた人々の直系の子孫である。日本 航空がアリゾナの開発業者ライル・アンダーソン氏とのパートナーシップにより 開発中である730区画のホクリア高級分譲地について話をするため、一連の記 者会見、インタビュー、そして会合が予定されている。ケオプカ・オハナを守る 会は、日本の人々がハワイの文化や環境に貢献するようなプロジェクトに投資を することを奨励している。同会はホクリア・プロジェクトのコンセプトを見直し、 「ハワイ文化の聖域」として開発されることを求めている。オハナのメンバーた ちによれば、墓地の侵食に加え、9月と11月に流された土砂によって「かなり の量の」さんご礁が被害にあい死滅している。彼らによれば、現在も進行中の予 備勧告のための公聴会で出されている証拠や証言によって、パートナーであるオー シャンサイド1250社が州や郡とともに、墓地に関する法律や規制を適切に表明あ るいは履行していないがことが証明されているという。来日したハワイ人の子孫 たちは、謝罪、そして、堀り出されてしまった先祖の遺骨を適切な儀式とともに 再び元の場所に安置することも、合わせて求めている。グループは、月曜日に東 京の日航本社の前で古代の歌とフラの踊りを披露し、その後同社の役員と会見を 予定している。リック・ハンフリー氏は、ケオプカ・オハナを守る会の行動に関 しては、市民が個人的に自分の時間を使って何をするかは本人の自由であるとの みコメントしている。
======================================================================= http://starbulletin.com/2001/03/24/business/index.htmlハワイ州キアラケクア──2つの関連した住宅開発が環境保護活動家により反対 され、ハワイの人々は新たな難しい状況に直面している。巡回裁判区のロナルド ・イバラ判事は昨日、同州の土地利用委員会(LUC)が昨年下した、ケアラケクア 湾に近いケオプカの660エーカーの開発計画内容は、農地指定を受けている土 地には建設不可能である、との裁定は、適切なものであったとの判決を下した。 一方、ケオプカ・オハナを守る会は、同会のメンバー4名が現在日本を訪問中で、 月曜日には日本航空の幹部と会見しケオプカの土地の北部に位置する1540エーカー のホクリアのプロジェクトから手を引くように要請する予定であると発表した。 日本航空はホクリアの主な投資元であり、又、アリゾナの開発業者ライル・アン ダーソン氏はホクリア及びケオプカの両方の主要な投資家となっている。ホクリ アでの開発はすでに始まっているが、ケオプカの開発については、シエラ・クラ ブがLUCに対しこの種のプロジェクトには都市開発指定が必要であるとの裁定を求 めたことで阻止されている。同委員会が動きを起こす前に、異例の集中豪雨によ りホクリアから大量の土砂が海に流れ込み、その黒い水は州の海洋保護区に指定 されているケアラケクア湾にも広がった。その後、同委員会はプロジェクトに反 対する投票を行った。イベラ判事を前にした控訴審で、ホクリアの開発を行って いるパシフィック・スター社は、LUCは同社が正当な過程をふむ権利を侵している と抗議した。同判事はその抗議にコメントすることなくこれを退けた。その間、 ケオプカ・オハナを守る会は、この建設中に以前には判明していなかった墓地に 踏み込まれたことに抗議した。ホクリアの開発業者であるオーシャンサイド 1250は、それを確認し謝罪した。オハナによればホクリアに埋葬されている人々 の子孫である4名のハワイ人が、昨日東京での記者会見で開発から手を引くよう にと日本政府に対して要請した。日本政府は日本航空を一部所有している。彼ら は月曜日には日本航空の役員と会見し、祖先の墓に対する損害に対する謝罪と同 社がこのプロジェクトから手を引くように要請する予定。
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最終更新 2001/04/30