第3期 連続セミナー「グローバル化と労働」

    国境を越える運動と模索

 

 
第1回 ※
第2回
第3回
月日 3月16日(土)2時 4月12日(金)7時 5月10日(金)7時
場所 ちよだ中小企業センター 同左 同左
テーマ

「移住労働者教育プログラム日米比較」

労働組合の参加とコミュニケーションの違いを巡って

APWSLバンコク総会報告

「草の根のネットワークの可能性とは?」

第2回世界社会フォーラム報告・ポルトアレグレからのメッセージ

「もう一つの世界は可能だ!」

講 師

 ジョン・マクラフリン

 全国一般東京南部執行委員

渡邊  弘

 APWSL日本委調整委員

山崎 精一

   同  リンクス編集長

秋本 陽子
 
ATTACJapan(首都圏)

榊原 裕美

 ピープルスプラン研究所

参加費
500円
500円
500円

 

    終了後ジョンさんの送別会があります。

 

ちよだ中小企業センター        

東京都千代田区神田錦町3-21TEL 03-3233-1461

交通 地下鉄東西線竹橋駅3b出口から徒歩5分     

アジア太平洋労働者連帯会議

(APWSL)日本委員会

        

● 連絡先

東京都台東区上野1-1-12 新広小路ビル4F 労働情報

        090-9011-5004(渡邊)apwsljp@jca.apc.org

 
■ セミナー内容紹介 ■ 

第1回 3/16 移住労働者教育プログラム日米比較

滞日12年のジョン・マクラフリンさんがこの三月にアメリカに帰国されます。APWSLでは長年にわたり英文機関紙の編集とリライトに貢献していただきました。また全国一般東京南部では組合員として、国際労働研究センターでは外国人労働者の研究で、幅広く活動され、その誠実な人柄とあいまって私たちにとってなくてはならない存在でした。日本を去るに当たってジョンさんのお話を伺う場を設けました。外国人労働者の活動に関わって来る中で感じられた労働組合運動のあり方での日米の違いについて話していただきます。外国人労働者のテーマと取り組む皆さん、アメリカでの新しい労働運動の展開に心を寄せる皆さんの参加をお待ちしています。
なお、講座終了後ジョンさんの送別会を持ちますのでご参加をお願いします。

 

   第2回 4/12 草の根のネットワークの可能性とは? 

三年に一度のAPWSL総会がタイのバンコクで1月に開催されました。15カ国から40人が参加しました。新規加盟の東チモールはビザが取れず、残念ながら参加できませんでした。短い準備期間の上、資金不足という困難な状況の中で、女性中心のタイ委員会が総会の準備を立派に果たしてくれました。
総会では規約改正、役員選挙、新たな資金の獲得など、いわば内向きの議論が中心でした。しかし議論の中から、草の根の国際連帯のネットワークとしてのAPWSLの原点そして可能性が浮かび上がって来ました。そして日本委員会は総会の議論を方向づける大きな役割を果たして貢献することができました。
今後、三年間いつも振り返ることになる重要な総会ですので、全ての会員の皆さんが参加してその結果を確認されるようお願いします。

   

 

 第3回 5/10 ポルトアレグレからのメッセージ「もう一つの世界は可能だ!」

 

昨年のスイス・ダボスでの会議に続き、ニューヨークでこの1月世界経済フォーラムが開催され、グローバリズムを推進する側の政府と多国籍企業の代表が集まりました。これに対抗してブラジルのポルトアレグレで世界社会フォーラムが開催され、世界中の労働組合やNGOが集まり、ネオリベラリズムに対抗する世界規模のオルターナティブを模索しました。討論には毎日1万人以上が参加し、デモには6万人が参加し、「ダボスには金勘定が、ポルトアレグレには人間の連帯がある」ことを世界に示しました。
この会議に参加したAPWSL日本委員会の二人の会員から報告を受けるので多くの人の参加を訴えます。