激動するタイの政局、民衆蜂起なのか? (第2報)

バンコク滞在のTMさんからのレポート

<9月6日 第5信>

 非常事態宣言下、デモ行進中の学生2名が銃撃され負傷

4日朝、サマック首相はラジオ演説で、辞任しない、国会解散もないと述べた。4日夜、非常事態宣言下、デモ行進中の学生2名が銃撃され負傷。翌5日、抗議する学生たちがサイアムスクエアーに集まり、再びデモを行った(写真参照)。

学生にインタビューしたところ、「サマック首相は辞任すべきである。それが政治的混乱を解決する唯一の道であり、それ以外にはない。国民は現政権の政治腐敗に憤っている」と答えた。

6日付新聞によれば、首相は近日中に非常事態宣言を撤回する模様。PDAは、首相の辞任が交渉の条件であるとしている。(TM)

  <第2報 終わり>

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