APWSL日本2008年 総会参加者の感想
産みたての玉子がとりわけおいしかった
第一日目
梅雨明けの真夏のような強い日差しがある中、総会の第1日目は、東海市の青少年センターで開催された。
関東、関西、そして地元愛知から合計19人が参加して、まず主催者挨拶としてAPWSLの共同代表である原田さんが。そして6月に結成されたばかりのAPWSL愛知の坂代表が歓迎の挨拶をした・・・第二日目
雑魚寝した座敷の東側の縁側に強い陽ざしがかかって、朝6時に目が覚めた。関西のメンバーMさんを誘って付近の散歩に出かけた。もう釣り人のいた池の周辺、集落の墓地のあるお寺を回って、里山ともいえる、林に続く小道を行くと、蛇のこどもの死骸があった。やや黒っぽいシマヘビのようでもあったが、マムシかもしれない。久し振りに見る蛇であった。
鳥小屋からの、産みたての玉子がとりわけおいしかった朝食を戴いたあと、予定より30分早い8時半から2日目の会議が始まった・・・APWSL愛知:阪野 智夫
続きは、名古屋発ー私の日録“郷蔵21”でどうぞ
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都会の中に残された畑という印象の坂さんの自宅と田畑 最後に自宅前で全員(2日目)で記念撮影これほど贅沢な交流会・総会はできない
「愛知といえばトヨタ」は言い過ぎなのだろうが、とはいえそんな印象を強くした。フィリピン・トヨタ労組の闘い、内野労災裁判闘争、「トヨタに物言う」労働組合の誕生という流れをひとつの柱として「APWSL愛知」が結成された風に思えるし、その結成力を借りてAPWSLの日本委員会総会がはじめて愛知で開催された。これまで愛知では2回ほど全国運営委員会が行われ、うち1回はフィリピン・トヨタ争議のトヨタ本社行動にあわせて豊田市近郊のお寺でやったと記憶している。
今回の総会でも、フィリピン・トヨタ、内野労災、全トヨタ労組の報告が、映像や当該の発言を含めて行われた。そして、総会終了後のエクスポージャーとして案内されたのもトヨタテクノミュージアムだった。それほど期待をしていたわけではなく、しかもトヨタを持ち上げるのは癪だが、これがなかなかのもの。とくに繊維機械館では、綿から糸へ、糸から繊維になる工程が実際の機械を使ってわかりやすく展示されていた。タイをはじめアジアの女性労働者との交流を重ねている原田さんは、「彼女たちがどういう仕事をしているのか、その基本的な知識を得られた。これだけでも、今回の総会に来た甲斐があった」と言っていた。
坂さん宅での交流会の豪勢さは、これまでも絶賛の嵐とともに報告されているから、ここではあらためて記さない。ただし、来年の関西総会では、けっしてこれほど贅沢な交流会・総会はできないことを言明しておきたい。なお、今秋のフィリピン・トヨタ労組行動では、関西集会は日程的に難しい様子なので、できれば愛知行動に関西から徒党を組んで出かけたいと思っている。APWSL関西:丹羽 通晴
美味しい卵を産んでくれた鶏たち エクスポージャーはトヨタテクノミュージアム(産業技術記念館) あっという間の2日間
総会の感想について関東で私が御指名ということで、まず最初にお礼を、坂さんをはじめたくさんの御馳走を作ってくださった塩川さん、愛知の皆様本当に有難う御座いました。
初めて愛知の地を訪れて暑い熱い議論を交わしたことは、忘れえぬ思い出になるでしょう。私の中ではニュージーランドへ交流した時のジョン・メナードの「資本家が手を繋いでいるから、我々も手を繋ぐのだ」がAPWSLになっていて、名古屋のみなさんが考えていた目的等など考えたこともなく会議に出席していましたので恐縮してしまいました。(愛知の人は、真面目な人が多いと感じる。関西の人は落ちを入れて話すように思われる)
世界のトヨタの話でフィリピンだけでなく、国内でも金に物を言わせて労基署まで買収していると知り驚き。この国がいかに腐り切っているかということを改めて実感。
想像していた以上にあっという間の2日間でした。はっきり言って難しいことは分かりません。が今後とも微力ながらもお役に立てればとの思いで諸先輩方のアドバイスを頼りにやっていきたいと思います。APWSL関東:河津 竜司
第19回日本委員会総会の報告