日時:2008年10月26日(日)11:00〜16:30
会場:板橋都税事務所前広場
参加者数:約500名
内容: ●アジア屋台村
(フィリピン、バングラデシュ、ビルマ、パキスタン、イラン、中国、計6カ国)
●アジアステージ
−サリー・サルワカミューズ着付け教室
−アジアにつながる子どもたちのヒップホップダンス
−バングラデシュの音楽 −ビルマの民族舞踊
−フィリピンの伝統的舞踊と歌
●フリーマーケット
●展示 (APFSの歴史、フィリピン・韓国スタディーツアー報告)
(ビルマサイクロン報告)
去る2008年10月26日(日)、吉成相談役の力強いオープニングスピーチとともに、「アジアフェア」が開幕しました。雨が心配でしたが、11時頃にはほぼ止み、雲の合間から青空も見られました。私はボランティアとして、写真撮影を担当したのですが、「アジアフェア」に懸けるAPFSメンバー達の熱い想いが、屋台からの熱心な売り込みを通じて特に感じられました。
会場に着くと、まず中国屋台のチマキとゴマスープ(タンイェン)に出迎えられました。後で食べようと思ったのが間違い。戻ってきたらチマキは売り切れ。残念でしたが、いかにも体に良さそうな黒ゴマメインのゴマスープを平らげ元気回復。ビルマ屋台では、卵たっぷりカレーに誘惑されつつ、ビルマ風サラダ(アットソン)を頂きました。これまた初めて食したのですが、麺・米・あらゆる野菜が入っておりやみつきになる味。バングラデシュ屋台では、「これはなんですか?ナンです!」という明るい掛け声とともに、多くのお客様にナン&カレーを提供していました。目の前の釜で焼いてくれるナンに舌鼓。さらに隣にはフィリピン屋台。家庭の味、焼きビーフンは絶品で、一見普通のフィリピン風マカロニサラダは、レーズン・セロリなど入っており味・歯ごたえばっちり。フィリピン風お餅(クチンタ)も甘さ加減が程よく美味。そして、見た目にも大満足のパキスタン・タンドリーチキン。焼き加減・焼き色、一度食べたら他のが食べられない。最後にイラン・シシケバブ。一本一本懇切丁寧に焼き上げ、店員さんの優しさもスパイスに。
また、舞台では、午前中にサリー着付け教室が行われ、日本人だけでなく多国籍のお客様が体験、満面の笑みで写真撮影をしました。午後はダンス・歌が盛り沢山。まず、ヒップホップダンスはフィリピンにルーツを持つ、美男美女たちの巧みな動きに圧倒されました。バングラデシュのバンド、ウットロンはアンコールに感激。ビルマの民族舞踊では鮮やかな衣装から文化を垣間見、リズムの良いフィリピンの伝統舞踊からはその笑顔に元気を貰い、また、アカペラ有りの歌の披露ではその透き通る声に心が癒されました。最後は子ども達も参加してバンブーダンスで、参加者の絆が深まりました。舞台横では、APFSの歴史パネル、フリーマーケットが開催され、地元の人含め大いに賑わいました。
近いようでこれまで訪れたことのなかったアジア諸国の文化が一度に会し、贅沢にも体験できるアジアフェア。食・歌・踊りを通して、地元の方々と外国人、そして外国人同士の懇親が一層深まったことが窺われました。今年の経験を来年に活かし、さらに地元・外国人・APFSを盛り上げて行こうと思った一日になりました。
(大原理代・APFSボランティア)
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