2007年1月12日午前11時、在留特別許可を求め闘っているイラン国籍のアミネさん一家が仮放免期間延長の申請のため東京入国管理局へ出頭しました。 前回の仮放免延長更新時(2006年12月8日)では入管から「次回出頭時にはイランへの航空券とパスポートを持参するように」という最後通告を受けた一家でしたが、あくまで日本での在留を求めるため、あえてチケットは購入せず収容される覚悟も固めて出頭しました。 東京入管前でマスコミ各社からインタビューを受けた後、一家とAPFS、弁護団は7階の執行部門に向かいます。 申請には代理人の同席は認めない、とのことなのでAPFSと弁護団は別室で大和田高道東京入国管理局次長にアミネさんを収容しないよう要請し、一家ことに長女マリアムのことを考えて人道的な配慮を重ねて申し入れました。 結果、この日は収容もなく1ヶ月間の仮放免延長が一家に認められました。 また、代理人が同席できなかったため詳細は不明ですが一家の帰国に関して日本への再上陸の可能性にも話が及んだ模様です。 本年4月の大学進学を前にした長女マリアムは運命に翻弄されています。 18歳の少女にとって過酷に過ぎる日々が続きます。 一日も早く法務省−入国管理局が人道的な解決の道を提示することを願わずにはいられません。 社会問題として大きな波紋を拡げはじめているアミネさん一家の今後にご注目ください。 |
ASIAN PEOPLE'S FRIENDSHIP SOCIETY (APFS)