在留特別許可を求めているフィリピン国籍、ウォンさん一家の母親が入管法違反容疑で逮捕されてしまいました。今後、裁判を経て入管へ身柄を移される予定です。 今、この状況に誰よりも苦しんでいるのが、高校2年生になった娘のジャイです。母親との面会もできず(ジャイ自身が未だ非正規滞在者の身分であり、母親が拘留されている警察署へ行けばジャイ自身が逮捕される可能性があるため)、自分自身も在留特別許可を認められないのではないか、そして退去強制となり日本から追い出されるのではないか、と苦悩しているのです。 今、ジャイは人生最大の試練を迎えています。 在留特別許可が認められれば、これまでどおり友達に囲まれ楽しい学校生活を送ることができる。安心して将来を夢見ることができる。しかし、認められなければ言葉も文化・生活習慣もまったくわからない「祖国」へ無理やり帰されてしまうのです。私たちAPFSを始め多くの人々がジャイのために立ち上がりました。ジャイと両親の在留特別許可を求めて「ウォンさん家族を支援する会」を設立したのです。 去る3月22日に行われた第一回会議にはマスコミも取材にやってきて翌日、NHKやTBSでその模様が放送されました。新聞では東京新聞と日本経済新聞が大きくとりあげてくれました。 どうか一家のために皆様のご署名、ご寄付を御願いいたします。 |
「ウォンさん家族を支援する会」設立趣意書 本年3月7日、都内にてフィリピン人女性、ネルダ・ウォンさんが入管法違反(不法残留)で逮捕されました。彼女はすでに夫、娘のジャイさんとともに昨年3月16日に「日本国内で強固な生活基盤が形成された」ことを理由として在留特別許可を求め東京入国管理局へ出頭済みで、その後は在宅で入管の調べを受けていました。
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ASIAN PEOPLE'S FRIENDSHIP SOCIETY (APFS)