外国人と話をしたり、外国人と共に生きることを考える。このようなきっかけがたくさんの人に生まれれば、APFSが取り組んでいる外国人問題への理解も深まるのではないだろうか。
外国人と共に生きることを考えてもらいたい。そんな思いから生まれたのが「伝えたいプロジェクト」です。APFSのボランティアが中心になって、5月23日(日)に原宿のNHK前で実験的な試みをしました。これは、自分の好きな絵を書いたり、外国人について考えていることをTシャツにペインティングをしたりしながら、楽しくおしゃべりをして、外国人と生きていくことを考えてもらおうとするものです。
NHK前に絵の具やTシャツを並べている間にも最初のお客様が。彼らは4人組の学生さん。外国人に対するイメージ、イラク戦争について、貧困問題、日本のひきこもり問題などさまざまなトピックで1時間ほどディスカッションを楽しみました。
APFSメンバーのレイナさんは、私たち向かいでアフリカのダンスを踊っていたダンサーの方と意気投合。「開錠」というタイトルで、心のカギを空けていこうというメッセージを伝えるTシャツを2人で作り上げました。
リトンさんは通りがかった子どもと思い思いに絵を書きました。空の下でのびのびとお絵かきをするこの空間に子どもたちも大はしゃぎでした。子どもを見つめるリトンさんの様子に心が和みました。
その他にも沢山の作品が、立ち寄ってくれた人たちの想いと共に生まれました。近くで歌を歌っていた人シンガーの人たちには、コラボレーッション出来たら(私たちのメッセージを彼女たちが歌う)楽しいですよね。と声をかけて頂き、今後のプロジェクトの広がりが期待されます。
「外国人と接するとき、勇気を出して最初の一歩を踏み出すのが難しい。だからこのプロジェクトは大きなきっかけになると思う。」これはかつて日本語教師をしていた女の方の言葉です。外国人と共に生きることを考えるきっかけを発信していけるような、もっともっと楽しいプロジェクトにしていきたいと思います。現在第二弾を企画中。一緒に企画・運営してくれるメンバーを大募集中です。
参加希望者はレイナさんまで。
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