多文化共生社会に向けたまちづくり・パート3
連続講座(全6回)のお知らせ
終了いたしました 次回講座をお待ちください |
今、日本国内には200万人に近い外国人が暮らしているといわれます。私たちのとなりには、さまざまな国々からやって来た外国籍住民が生活しているのです。同時に海外からの異文化も大量に流入しています。まさに多文化・多民族社会の到来といえるでしょう。そしてこの傾向は今後さらに加速していくに違いありません。 現在、日本に暮らす外国籍住民の多くは1990年頃のいわゆるバブル経済期以降にやってきたニューカマーと呼ばれる人たちです。これらニューカマーの人々は国内の小・零細企業に就労し、日本経済を最底辺部で支えてきた人々といえます。そして彼らは今、確実に日本社会に定着し地域社会の一員として存在しているのです。しかしながら、こうした外国籍住民をめぐる状況は決して充分に整っているとはいえません。異なる言語、文化、習慣を背景とした摩擦や差別はなくならず、特に昨年9月以降はイスラム教徒に対する故なき偏見が多く見受けられるようになりました。 そこで前回、前々回のシンポジウムの内容もふまえ、今回の連続講座では各界で活躍されている方々をお招きして外国籍住民の人権をいかに擁護していくのか、そして外国籍住民と日本人の相互理解をどのように実践していくのか、という観点から報告を受け、議論を行いたいと考えています。そのうえで、最終回には本連続講座の集大成として徹底討論の場としてのシンポジウム開催を予定しています。どうかふるってご参加ください。 |
第1回 「多文化社会とまちづくり」 6月23日(日) 午後2時〜午後4時30分 講師 渡戸一郎氏(明星大学教授) 第2回 「日本の少子高齢化と国際労働力の移動」 第3回 「移住労働者と労働組合」 第4回 「地域の国際理解教育の現状」 第5回 「外国人住民から見た地域社会」 第6回 シンポジウム “徹底討論” 「多文化社会とまちづくり」 |
* 全6回 すべて午後2時〜午後4時30分、場所は産文ホール(東武東上線 「大山駅」下車徒歩5分)です
主催 APFS 03‐3964‐8739
助成 中央労働金庫ろうきんボランティア助成制度
ASIAN PEOPLE'S FRIENDSHIP SOCIETY (APFS)