厳しい暑さが続いておりますが、皆様におかれましてはお元気にご活躍のことと存じます。日頃は私どもの活動にご理解、ご支援をたまわり心から御礼を申し上げます。 さて在留特別許可を求めて昨年9月21日に東京入国管理局に出頭した7名が、裁 決と同時に国費により強制的に送還されてから早いもので半年余が過ぎようとしています。いま7名は、即時送還のショックからようやく立ち直り、普通の生活に戻りつつあります。しかし15年以上にわたり日本で働き生活をしていたことから、祖国に帰国しても生活の糧となる職にも恵まれず、鬱々とした日々を過ごしています。とはいえ法務省―入国管理局に自主的に出頭したにもかかわらず、理不尽な方法で送還されたことに対する7名の怒りはいまだのおさまりません。 支援する会では、裁判を受ける権利さえ奪われ送還されたことに対して、何らかの抗議の意思を表明し、二度と再び法務省―入国管理局がこうしたことを繰り返させないようにするために、そして社会的にも裁決―国費送還が著しく人権を侵害していることを訴えるためにも国に対する損害賠償請求を行なうことを検討してきました。1月末に支援する会の日本人メンバーがバングラデシュを訪れたときにも、、7名の多くはやりきれない気持ちを裁判に訴えることで晴らしたいと述べていました。
カンパ振込先 (郵便振込口座) 口座番号: 00170-7-355164
2005年8月15日 在留特別許可を求める長期滞在者を支援する会
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ASIAN PEOPLE'S FRIENDSHIP SOCIETY (APFS)