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G8開発大臣会合in東京 STOP G8! 貧困・戦争・CO2を撒き散らす G8と多国籍企業のための「開発」は,もうたくさんだ!4・5 南と北の連帯マーチ《take 1》G8開発大臣会合in東京 ■4月5日 南と北の連帯マーチ《take 1》 日 時 2008年4月5日(土) 7月の洞爺湖G8サミットにむけて、全国各地で関連する大臣会合が行われます。東京では4月5日~6日のG8開発大臣会合がおこなわれます。開発大臣会合は、2002年まではIMFや世界銀行の総会等の際に行われており、G8諸国やその影響下にあるIMF・世銀がすすめる「開発」政策のフォローアップが話し合われてきました。2002年のカナナスキス・サミット以降、IMF・世銀総会等とは独立して行われるようになりましたが、「開発」する側の都合による政策が重視されることに違いはありませんでした。 G8諸国や多国籍企業の都合によって進められてきた「開発」は、これまでにも深刻な人権侵害や不当な債務、温暖化という問題を世界中にまき散らしてきました。しかし今回のサミットに向けた日本政府の「意気込み」を見るにつれ、これまでの反省の上に立った話し合いが進められるとは到底思えないようなテーマの設定がなされています。 福田首相は、「富豪と多国籍企業のサロン」とも呼ばれている世界経済フォーラム(通称「ダボス会議」)で、日本政府の重視する「開発」として「保健、水、教育」の三点を挙げました。しかし世界各地で保健、水、教育などを含む公共サービスに対する公的支出を削減させてきたIMF・世銀の構造調整政策や、その元凶である債務問題の解決に向けては何ら触れてはいません。 福田首相は、アフリカにおける課題として「民間投資を引き寄せる魅力的な環境整備に向けて、道路網や電力網等の広域インフラ開発の青写真を示す」と公言しました。この発言からも明らかなように、日本政府およびG8諸国は、民間投資の拡大を通した経済成長による貧困の解消を政策の基本においています。 それは、労働者や農民の権利、女性の人権を侵害し、巨大な環境破壊を引き起こしてきた旧来の手法であり、日本を初めとする多国籍資本へ富を還元する手法であり、「もうたくさんだ!」という世界中の抗議の声のなかで批判にさらされてきた新自由主義の政策のひとつにすぎません。 日本政府は、サミットに向けて「開発、アフリカ、気候変動」などを最大のテーマとしています。5月末には横浜でアフリカ開発会議(TICAD Ⅳ)が行われ、そこでも「開発」が大きく取り上げられます。すでに商社や建設会社をはじめ多くの多国籍企業が政府との協議会を作り動き始めています。 東京で最初に行われるこの開発大臣会合を、「もうたくさんだ!」の抗議の声で《歓迎》し、支配と服従の「北」と「南」の関係を問い直し、戦争と搾取のない「もうひとつの世界」を目指す取り組みのスタートとして、「STOP!G84・5南と北の連帯マーチ《take 1》」(仮称)の行動への参加を呼びかけます! 日 時 2008年4月5日(土) ■事前学習会 日本のODAの問題点 講師 高橋清貴さん(日本国際ボランティアセンター) 主催 STOP!G8 4.5南と北の連帯マーチ《take 1》コレクティブ 【賛同団体】 ●海外
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