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沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック
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『一坪反戦通信』
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 第167号(2005年5月28日発行)


 こうなったら一億円集めようよ!


 辺野古・陸と海の座り込みの闘いが、とうとう一年を越えてしまった。四月末から二十四時間態勢で海上座り込みという異常事態も続いている。一見、元気そうに見える辺野古現地の人々のストレスと疲労はいかばかりか。今号の通信に同封されているヘリ基地反対協議会から届いた「私たちは希望を捨てるわけにはいかない!再度のカンパ要請」文は、疲労困憊の声を振り絞り、辺野古の思いを訴えていて、胸が痛い。

 思い起こせば一年あまり前、辺野古の座り込みが始まった二日後に、現地に飛んだ上原成信が一週間後に帰京して発した第一声が、「弁当代の足しに、取りあえずカネを集めて送ろう」だった。

 座り込みが何日(!)続くか、一ヶ月、あるいは二ヶ月かもしれないが、とにかく先立つものはカネだからと。

 この時の関東ブロックの目標額が百万円。一坪会員を中心に呼びかけて集まったカンパは、約二ヶ月で二百万円を超えた。六月に辺野古実行委員会(略称)が立ち上がり、以後、今日まで様々な形の支援態勢と“カンパ行脚”が続いている。

 弁当代から始まったカンパは、今や権力と対峙する大きな武器となっている。この際、一千万、二千万と言わず、一億を目標に、“貧者の一灯”よ、結集せよ!(H)