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沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック
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『一坪反戦通信』
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 第161号(2004年10月28日発行)

辺野古での“阻止”行動に参加して
 
 調査断念までしがみつく
  
 −−危険も感じた海上行動−−


 九月下旬の一週間程、辺野古のボーリング調査阻止の座り込みに参加してきました。
 今、辺野古では陸での座り込みと平行して海上での阻止行動が闘われています。私はその両方に参加させてもらいました。

 私が同行させてもらった海上阻止行動では、潜水調査を行なうダイバーを乗せた船に対して、調査を止めるよう呼び掛けながら、進路を変更させ、調査ポイントに近付けないようにしたり、ダイバーが潜れないように調査船に阻止船を横付けし、調査を断念するまでしがみついているといった行動が行なわれました。

 しかし、施設局側はそのような調査船、阻止船が合わせて何隻もいる中にダイバーを潜らせるという強硬な手段を取り、調査を続けようとします(通常、海に潜る際は、船のスクリューに巻き込まれないようにするため、ダイバーが乗る船以外の船がいないところでないと潜ってはいけないと教わるそうです)。ダイバーや漁師さんの命を盾に調査が進められているのです。ダイバーが潜ってしまうと、阻止船も危険を避けるため遠巻きにしかいられなくなりますが、呼び掛けは潜っているダイバーにも聞こえるので、終わるまで続けられます。

 海上では危険を感じる場面にも遭遇しましたが、その度にこの行動が“反対”や“抗議”ではなく、あくまで工事を阻止するための“阻止行動”であること、そして船を出している皆さんがその決意と覚悟をもって取り組んでいることをひしひしと感じました。

 体を張って基地建設を阻止する沖縄の人々を孤立させる事なく、本土で基地建設阻止の声を広げていきたいと思います。       

   (匿名)