辺野古の座り込みを
孤立させるな!
21団体で実行委員会が発足
四月一九日から始まったボーリング調査に対して、粘り強く続けられている辺野古での座り込みに連帯しようと、東京周辺の市民運動団体など二十一団体(次頁参照)が「辺野古へ海上基地建設・ボーリング調査を許さない実行委員会」を結成した。
辺野古の必死の声が東京周辺では何も報道されない! まるで何事もなかったみたいだ! これでいいのか?
心を痛めている東京周辺の人々も声をあげよう、辺野古の座り込みを孤立させるな・というのが結成の趣旨である
結成された実行委員会は六月一四日から毎週防衛庁・防衛施設庁へ抗議の緊急行動をとりくんだほか、六月二六日の緊急集会を開催(六・七頁参照)。辺野古での座り込みが続く限り、これらの行動や集会を続け、七月以降も大きな規模で街頭宣伝行動などを計画している。
関東ブロックでは四月二三日と五月一五日に防衛庁・防衛施設庁への抗議行動を行い、辺野古現地へのカンパ活動に全力をあげてとりくんできた(一二頁に報告)。全国各地からカンパや激励メッセージが届けられている(関東ブロックウェブサイトに掲載)が、辺野古現地では座り込みはすでに六十九日(六月二六日現在)。今も那覇防衛施設局が連日のように工事続行を迫っており、強行の機会をうかがっている。
そこで関東ブロックでは、もっと多くの人に辺野古をめぐる事実を知ってもらい、反対の声を拾い範囲にとどろかせよう・と去る六月二日に緊急相談会を開催した。この相談会に参加した諸団体から全面的な賛成を得られたので、実行委員会結成に至ったものである。
去る六月一四日の防衛庁・防衛施設庁への抗議行動では六十人が参加、「ボーリング調査をやめろ!」のシュプレヒコールを防衛庁・防衛施設庁正門前で行い、抗議文を手交した。(Y)
第二回防衛施設庁抗議動報告
台風の風雨をついて六月二一日(月曜日)に、毎週行動・第二回目の施設庁抗議行動が行われました。天候の影響もあり、前回にくらべると半数以下の参加者でしたが、元気よくシュプレヒコールをあげ抗議行動を展開しました。
今回は、参加団体の中から、明治大学駿台文学会、労働者活動評議会、戦争に反対する中野共同行動、日韓民衆連帯全国ネットワーク、関東ブロックのアピールを受けた後、ジュゴン保護キャンペーンセンターの申入書を施設庁に手交しました。
私たちの毎週行動に対して、警察は前回よりも警備体制を強化、多数の警察官を配置してきました。狭い歩道に多くの警官がうろうろ、歩行者の通行を確保するといいながらいらぬ混乱を招き、自分たちが歩行者の邪魔になっている始末です。この高圧的な警察の対応と連携し、防衛庁、防衛施設庁も、抗議文を代表が出て門前で手交したいとの全く当然の申し入れを理由無く拒否し続けました。
不当な規制をはねかえし、辺野古と連帯して、回を重ねるごとに参加者が増え、いずれは門前を埋め尽くすような行動にしていきましょう!(I)
防衛庁・防衛施設庁へ毎週抗議しよう
ボーリング調査をあくまでも強行しようとする那覇防衛施設局に対し抗議行動を続ける辺野古住民や沖縄の人たちのたたかいに呼応して、私たちも防衛施設庁・防衛庁へ抗議しましょう。
辺野古でのボーリング調査阻止行動が続く限り、週1回続けていきます。できるだけ多くのみなさんが参加して下さい。
日 時:毎週月曜日(6月14日から開始)
午後6時30分集合
場 所:防衛庁正門前(総武線「市ヶ谷」駅徒歩7分)
主 催:辺野古への海上基地建設・ボーリング調査を許さない実行委員会
連絡先:沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック(090-3910-4140) 、市民のひろば(03-5275-5989)
参加団体(6月21日現在)
日韓民衆連帯全国ネットワーク/アジア共同行動日本連絡会議/戦争に反対する中野共同行動/命どぅ宝ネットワーク/明治大学駿台文学会/戦争協力を拒否し、有事立法に反対する全国fax通信/自衛隊の海外派兵と戦争協力に反対する実行委員会/日本山妙法寺/ジュゴン保護キャンペーンセンター/北限のジュゴンを見守る会/許すな!憲法改悪・市民連絡会/派兵チェック編集委員会/うちなんちゅの怒りとともに!三多摩市民の会/基地はいらない!女たちの全国ネット/安保ム沖縄共闘委/労働運動活動者評議会/反安保労働者講座/平和憲法を守り、日米安保と軍事基地をなくす会・東京/基地のない平和な沖縄をめざす会/東京沖縄県人会青年部/沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
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