軍用地を生活と生産の場に! |
沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック |
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『一坪反戦通信』 |
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第154号(2004年3月28日発行) |
反戦地主の発言集
〜第3回公開審理の事前集会にて〜 ●宮城正雄さん(反戦地主会副会長) 今日の公開審理は国や防衛施設局が土地を取り上げようとする、これに対する釈明を求める闘いです。その中で不当性、不法性、そして矛盾を暴き出して国の土地取り上げを絶対に許さない、闘いの場にしなければならないと思います。 ●照屋秀傳さん(反戦地主会会長) 反戦地主は孤立しているということで心配をされている方もいますが、そうじゃないんですね。去年の今時分は、アメリカはイラクを狙って臨戦態勢に入っていたわけです。3月20日に攻撃を開始をして三週間ぐらいで戦争は終わったと言っておりますが、あれから一年たってどうなっているのか。小泉首相が言っていた国際協調はどうなっているのかということを考えてみますと、ブッシュはますます国際社会から孤立をしつつある、小泉総理大臣もアメリカ一辺倒で段々化けの皮が剥がれつつあります。あさっては3・20の国際的な反戦デーが起こります。「アメリカはイラクから手を引け」「自衛隊もイラクから手を引け」。こういう声が世界の津々浦々に広まっています。●謝花悦子さん(伊江島土地を守る会) 阿波根昌鴻が亡くなって3年になります。阿波根は亡くなる一月前に「平和が見えない。あの世に行ってまでも平和運動をやらなければいけないか」という言葉を遺しました。そして一周忌の3月21日、その戦争が20日に始まりました。私はどうお詫びをしていいか、そしてどう報告していいか、言葉を失い、今日まで自問自答し、自分の無力さに大変辛い思いをしております。今日もここまではどうしても反戦地主や仲間の皆さんのお顔を拝見したく思いまして、高岩さんの車で参加させていただきました。 ●有銘政夫さん(違憲共闘会議議長) この収用委員会の場で今、防衛施設局がやろうとしていること、国がわたしたちに押しつけようとしていること、少しでも暴き出して全県民に知らせていく大きな使命があるだろうと考えます。公開審理の場がそういう形で進めることができれば、幾分なりともこの矛盾、そして沖縄に対する戦後処理もしないままに新たな差別を押しつけていく、そして総体としては、憲法改悪し、再び戦争への道へ引きずり込んでいく、有事法制、そしていろいろな関連法案が目白押しに用意されて、こういう時期ですから、やっぱり私たちはホコを納めることなく、全国民の前にきちっとこの実態を明らかにするという闘いを組みたいと、こういうふうに思います。 (テープ起こし編集 関東ブロック)
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