「STOP！有事法制4・19大集会」宣言
＝大きなうねりで有事法制に反対しよう＝

　2002年4月19日、「有事法制に反対する」−この思いをアピールするために、私たちは東京・日比谷野外音楽堂に集まりました。
　ここに集まった人びとは、考え方や立場、党派、ナショナルセンターなどさまさまな違いを超えた市民、女性、労働者、宗教者、法律家、研究者、青年・学生、国会議員たちです。
　今政府が国会で成立を計画している「有事法制」の本質は、アメリカと日本が、日本とその「周辺」で行う戦争行為への「協力」を、さまざまな形で多くの市民・労働者に押しつけるものです。これはまさに、「周辺事態法」発動に他なりません。
　今日ここに集まった私たちは、お互いの立場を尊重しながら、「有事法制」の成立を絶対に認めない、という点で一致しました。そして次のことを確認しました。

• 私たちは、戦争の「加害者」にはけっしてなりません。
• 私たちは、戦争の「被害者」になることも、絶対に拒否します。
• 私たちは、平和な日本を築き、隣国との信頼に基づいた、友好的な関係を集くために努力します。
• 私たちは、この法案を廃案にするまで、全国各地で同じ思いを持つ多くの人びととともに、手を携えて「有事法制反対」の声をあげ続けます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以　上
2002年4月19日

STOP！有事法制4・19大集会　参加者一同