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第131号(2001年12月28日発行)

巻頭言

 自由に口を開こう

 アメリカという国では、ブッシュ大統領の支持率が九〇%とかで、アフガン戦争支持一色と伝えられている。まったくやりきれないなと思っていたら、おやっと思えるニュースが目に留まった。カリフォルニア州バークレイ市議会が良心的兵役拒否者に対して援助の手をさしのべることを検討しているというもの。

 同市は一〇月には市議会が、消防車にデカイ国旗を掲げることをしばらく禁止したり、アフガン空爆の続行に反対する決議をしたりしているらしい。もっともそういうことに全国から数百の電子メールや電話での抗議があるとも言う。この日本という国では、かつてもそうであったが、これからでもいわゆる国策に逆らうような動きは、街宣車と役人が連携して有無を言わせず押しつぶしにかかるに違いない。

 アメリカでバークレイ市のような動きが、急に力を持つようになるなどとは思わないが、ブッシュに報復戦争の権限を与える「武力行使容認決議」の際に唯一反対投票をした米下院議員いたことと共に、、思ったことを素直に主張できるところは大いに学びたいところである。 沖縄県議会なども、日本政府の顔色をうかがうばかりでなく、アメリカの片棒を担いで自衛隊を海外派兵して、テロ攻撃の目標にされるようなことには、反対だという決議でもして貰いたいものだ。         
(U)