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沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック
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第105号(1999年9月27日発行)

サミット開催を口実にした県内移設の年内決着反対!

政府に対して「沖縄への差別反対!」行動を「本土」でも起こそう

 「沖縄の将来は民衆の手で米軍基地の県内移設反対!9.8講演会」が関東ブロック主催でひらかれ、一二〇人の参加があった。

 講演会では沖縄から新崎盛暉さん(一坪反戦地主会代表世話人、沖縄大学)を招き「沖縄のいま」を語ってもらった。

 講演で新崎さんは二〇〇〇年サミットの開催地に沖縄が決まった経過には日米間の<軋轢>もあるかもしれない(CIA報告書による)と解説。また、稲嶺新知事は平和祈念資料館の展示方針改ざんで右往左往しているものの、辺野古沖を第一候補とする普天間移設の年内決着策動が公然化してきたと訴え、これに対して「サミット利用の県内移設に反対する平和市民連絡会が発足し、さらに島ぐるみ的な「県内移設反対」の県民会議が近く発足する機運が高まってきている、と語った。

 そして沖縄との連帯をめざす私たちヤマトの人々へは次のように述べた。
 
 沖縄とヤマトとの境界線をあいまにはできない。ヤマトはヤマトとしできる限リ運動を展開していくべだ。では[ヤマトが]一諸になるのいつか? しかし沖縄で包囲行助などが計画されればヤマトからの大量参加は歓迎する。沖縄県政が変わってしまって[自身]の貴任もあるが。

 [今後の方針をめぐって]沖縄県内部がせめぎあうことになるのでは、九五年段階に乗り越えられてしまった地平以前に戻ってしまわないだろうか?

 ヤマトはヤマトで運動し、「沖縄の基地を日本にとどめ沖縄に閉じ込めておいていいのか」を問題にすべきだ。日本政府を支えているのは日本国民なのだから。運動を再編成・再出発させ、合流する条件を追求していく必要があるのではないか? 

 みなさんがきちんとした意見表明を広く、運動展開を軸とした闘争を実現して行ってほしい、

と。