軍用地を生活と生産の場に! |
沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック |
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第103号(1999年5月29日発行) |
防衛施設庁へ抗議行動
異常な警備をはねのけてをはねのけて 五月一五日夕、防衛庁裏の槍町公園の内と外に、制・私服の讐官と公安が五-六〇名もたむろしている。 公園の中には、小雨をついて集まった一二〇名の仲間の意思を明確に表す大きな横断幕が張られている。 司会の大仲さん、主催者=関東プロックの代表挨拶に立った上原さんは、大要次のように訴えた。 沖縄が日本に組み込まれて二七年目のこの日、「戦争放棄」を国の内外に宣しているはずの国の政府は、沖縄戦で得た教訓を投げ捨てて再び戦争への道を進もうとしている。我々は断じてこれを許せない。おかしいことはおかしいと、最後まで闘い続けようーー。 沖縄から駆けつけた一坪反戦地主会の長嶺哲さんからは「最近基地誘致の話が出てきたが、それぞれの地元を含めて、平和を求める活動は確実にすすんでいる。軍隊は民衆を守らない。軍隊は真実を語る者を敵視する。共に闘い、勝利しよう」と力強い連帯の挨拶があった。 続いて全労協(藤崎良三議長)・憲法擁護・平和・人権フォーラム(山口鶴男代表)、全労連(小林洋二議長)、仙台近代史研究会、東水労青女部、明犬駿台文学会、都労連事務組合、部落解放東京都連合会の各代表の方から連帯の挨拶をいただき、最後に集会宣言に代わる防衛施設庁長官への抗議・要請文を採択して集会を閉じた。 集会後のデモは、夜の六本木から霞ヶ関を経て日比谷公園まで。「ガイドライン法案反対!」「特措法の再改悪許すな!」「戦争協力はしないぞ!」「基地を地主に返せ!」と集会の趣旨を訴えながら整然と行なった。 しかし警備は異常だった。午後七時三〇分からデモが始まると、夕方の集会を「監視」していた制服・私服警官に加えて、完全武装した機動隊がお出ましである。 それがピタッとデモ隊列の脇につき、中にはデモ隊のスピードに合わせて歩みを変えるやつまでいる。加えて交差点では盾を構えて立ち並び、脇道をふさぐシーンまで演じてみせた。まさに真実を語るものを恐れる権力者の情けない姿を、我々の前にさらけ出したということだろう。 関東ブロックでは現在、特措法の再改悪反対の署名活動にとりくんでいるが、国会では地方分権一括法案が去る一三日に審議入りし、もはやく後のない>情勢に突入した。 このため去る二四日開かれた関東ブロック運営委員会で一括法案の成立阻止をめざす具体的行動を次の通り決定した。 ■公明・民主党・社民党議員に対して重点的に法案反対のファクス・書面を送る。共産党には激励文を送る。 関東ブロックのFAXでのニュースに注目してほしい。同ニュースの送信を希望する会員は連縮して下さい。緊急の行動については090-3910-4140にも連緒して下さい。会員のみなさん! 戦争協力にはNOの声をあげよう! 今こそ軍事基地を地主に返還させよう! |