辺野古への基地建設を許さない実行委員会
kaeru
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/NNBJ.html
連絡先沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック(090-3910-4140)、市民のひろば(03-5275-5989)
「2・20高江にヘリパットを造らせるな!
     沖縄に基地いらない~アメリカ大使館デモ~」 報告


   (警視庁~公安委員会、地裁、そしてアメリカ大使館による高江ヘリパット基地反対運動の圧殺に抗して)
 
 高江のヘリパット建設に反対する多くの人々が高江ヘリパット工事強行に抗議し、即刻工事を中止するよう運動を続けてきた。しかし政府、防衛省、米軍は工事を中止するどころか、毎日のように14,5台のダンプカーブルトーザー、そして100名以上の作業員を動員(沖縄人の作業員)し、無暴力の反対住民に暴力をふるい工事を強行し続けている。特に米軍は戦闘ヘリを低空飛行させ、住民の監視テントを吹き飛ばすと言う危険極まりない暴挙まで行った。そこで「緊急アクション実行委員会」を中心にこのような工事強行に対して、アメリカ政府に強く抗議するため、アメリカ大使館に向けデモを行い、抗議の声を届けることした。
 
 ところが警視庁公安委員会はを何の理由も示さず突然デモコースの強制変更を通告をしてきた。「緊急アクション実行委員会」らはすぐさま地裁に異議申し立てを行った。しかし地裁もまともな理由もつけず我々の申し立てを却下してきた。その上警視庁公安委員会は「大使館への高江ヘリパット工事強行をやめるよう要請書手交行動」を勝手にJT歩道で阻止し、2名の参加者を暴力的に逮捕すると言う大弾圧を行った。 また逮捕された2名に差し入れをするために赤坂署に向かった人々を手前の公園で阻止し、駆けつけた弁護士に対してさえ1時間以上も接見をさせないと言う嫌がらせを行った。今の日本に民主主義など存在しないのであろうか。ましてや3件分立など空文に過ぎないと言えるのではないか。アメリカ大使館も「緊急アクション実行委員会」らと何日にもわたって交渉を持ち、「要請書」を手交すことを約束した。それにも関わらず、受け取りを拒否したのである。

 彼らは何を恐れているのであろうか。高江ヘリパット工事がいかに理不尽に暴力的に行われているか、いっぺんの理もないことがアメリカ本国の人々、そして日本の人々に明らかになるの恐れているのであろう。そして菅政権の体たらくを絶好のチャンスと捉え、民主的運動を潰そうと躍起になっているのであろう。私達はこの権力の暴挙許さず、高江ヘリパット基地建設を許さない運動の輪を皿に大きく広げていくことを参加者全員で確認した。
 
 現地座り込みから帰ってきた若者は、高江現地の様子を次のように語った。「高江現地では今も無暴力抵抗運動が続いている。同じ沖縄人の住民と作業員が相対して土嚢を取り合うと言う悲しい事態が生じている。これこそ政府、防衛省、米軍の狙いである、沖縄の分断だ。いがみ合いではなく話し合いこそが大切だ」と。
新橋駅SL広場で高江ヘリパット建設工事強行に抗議の訴えをする

新橋駅SL広場でのデモコース強制変更抗議活動
アメリカ大使館に抗議の要請に行く参加者代表
検察の参加者2名の不当逮捕と大使館の要請書受け取り拒否に対する
抗議のシュプレヒコール
不当な警察のピケの前で静に抗議の意思を表す
赤坂警察署の2名の逮捕者に対す不当な接見拒否
に対して抗議の声を上げる