辺野古への海上基地建設・ボーリング調査を許さない実行委員会
kaeru
http://www.jca.apc.org/HHK/NoNewBases/NNBJ.html
連絡先沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック(090-3910-4140)、市民のひろば(03-5275-5989)


辺野古からの電話メッセージ

大西 照雄さん(ヘリ基地反対協)


 明けましておめでとうございます。

 市長選挙、残念ながら負けてしまいまして、本当に申し訳ないと思っております。この状況は、私は52対48というような表現をしてますが、4年前に比べればかなり良くなっていると言いますか、これから沿岸案を闘っていく上で非常に重要な意味を持っていると思います。

 辺野古の状況ですが、テント村は撤去しまして、命を守る会に移設しております。最近の状況ですが、今日も大阪から教師の会、それからJRと大体100名くらい訪れています。各地からひっきりなしに来ますので、今テント村はそういう人びとへの説明の場所になっております。

 こんな寒い中、防衛庁に対する抗議行動本当にご苦労様ですが、こちらも態勢を再び立て直して運動を作り上げていきたいと思っています。3月5日には島ぐるみの県民総決起集会が開かれますから、そこに向けてまた新しい闘いの構築を始めて行きたいと思っております。

 この1月に入って私どもでやっていることは、まず大浦湾で泳いだり、あるいは船で長島の上から眺めたり、あるいは海上でその場所を自分の体で知るという運動をしておりますので、もし沖縄に来られる場合にはお電話をいただきたいと思います。しばらくは態勢の立て直しと、それから沿岸案というのがどんな状況なのかを知る学習の時期だと思っております。

 ともに頑張りましょう。 




辺野古アクション」のアピール

 
 防衛庁前にお集まりの皆さんこんばんは。今日始めて参加させていただいたので、緊張しているところもあるんですけど。

 「辺野古アクション」というのが出来上がりました。写真と大きな文字でわかりやすく作ってあります。これは、一応白紙に戻したであろう辺野古沖案を、終わらせたぞという、そういう喜びの本でもあって、またこれから沿岸案を止めるに向けての勢いを持てる、力を持てる、そういう広がりを作る本にもしていきたいなと思っています。

 たぶん東京でも多くの方が、ここに来られている方は見られていると思うんですけど、これを一つの道具として、多くの人に、辺野古の基地建設を止めるための行動に参加してもらうきっかけにしてもらいたいなと思います。

 本当に僕なんかも思うんですけど、世界中で戦争が起きて人が殺されて、そういう世の中は絶対終わらせたいという、本当にそういう強い気持ちです。大阪では大阪駅前でやったりしてるんですけど、絶対に戦争の無い世の中にしてきたいと思います。ありがとうございました。




2006年1月30日

防衛庁長官 額賀福志郎 殿

額賀さん、私達はどこの国に住んでいるのですか


名護ヘリポート基地に反対する会
代表 茂野光達

 沖縄県うるま市伊計島沖海上で、1月17日、F15型戦闘機の墜落事故が発生しました。米軍、司令官の第一声はパイロットの命に別状なかった、だったそうです。県民や漁をしていた、漁民への配慮の言葉はありませんでした。

 78年製造されたF15型機が、沖縄に配備されてから4回の墜落、接触事故を含めて137回の事故を起こしていると「知事公室」の花城さんは指摘しています。

 耐用年数が過ぎた危険な戦闘機だから、以前から撤去を申し入れていた、とも話しています。米軍は演習用だから耐用年数など関係ないと言わんばかりに、事故原因の調査も説明も無い中、19日演習を再開しました。

 驚くべき事に、抗議のため訪れた沖縄市「基地特別委員会」メンバーの中に、会いたくない人(池原市議)がいると言う理由で米軍は面会を拒否しました。

 沖縄市、市議会では再度「抗議書」を決議し訪れた所、ジュアス准将は今回だけは特別に認めるが、今後は認めないと更に驚くべき「通告」をしてきました。

 地域の住民代表との話し合いに応じられない、これが「良き隣人」なのかと訪れた市議団も呆れて、そのまま抗議の為引き返したそうです。

 沖縄の空は沖縄(日本)人のものではありません。那覇空港でさえ管制権は米軍にあり狭い空域と軍民供用の那覇空港は日本一危険な空港とも言われています。

 米軍基地所在地の「知事会」では米軍のトランスフォーメイションに合わせて、2〜3年以内に「日米地位協定」の見直しを求める決議をしました。当然の事です。政府は基地周辺の地域住民の声を真摯に受け止めて下さい。

 一方で、今沖縄で起きている事は「地位協定」以前の問題ばかりです。地域の住民が米軍とお互いに胸襟を開いて話し合う事は「地位協定」に関係なく出来る事です。政府は単に「米軍には伝えた」ではなく、事故原因が究明されるまで、F15戦闘機の演習中止を求めるべきです。政府はどちらの味方なのですか。

 私達は何処の国の国民なのでしょうか。教えて下さい。

以上