電話メッセージ


・金城祐治さん(命を守る会代表)

 この度は本当にありがとうございます。

 私たちも一生懸命頑張っているところでもありますが、先日も防衛施設局が本当に姑息なやり方で昨日まで女子を、足場から、単管足場から無理矢理に突き落としたという事件が発生しております。

 いずれにしてもこの問題、告訴かどうかいうことはまだわかりませんが、それをやろうという話しが出ておる最中でもあります。

 皆さん方の物心ともによるご厚意を受け、こちらのほうも沢山の漁船の方々とか応援に参っております。

 いつまでかかるかわかりませんが、是非とも成功を収めたいと日々我々が中心となって頑張っております。皆さんの力を倍増してですね、政府を共々糾弾していきたいと考えております。共にがんばりましょう。

・当山栄さん(平和市民連絡会)

 集会にお集まりの皆さん、大変ご苦労様です。沖縄から連帯の挨拶を行います。

 今現在、沖縄では激しい攻防戦が展開されています。昨日も単管ヤグラ3箇所において、私たちは朝7時から行動を開始し、ヤグラの完成を止める行動を連日やっています。

 そういう中で、火曜日にも女性の方が単管ヤグラから両手をはがされて作業船に落下し、打撲2週間の負傷を負いました。さらに木曜日にも同様な形で、男性が腰を痛めつけられ病院で診察を受けました。更にその翌日、38歳の男性が同じように海に突き落とされ首に負傷を、打撲を受けるという事態が起こっております。このように相手方は、暴力的な形で作業を強行してきています。

 しかしながら私たちは、そういう行動に対しても絶対に屈せずにますます気を強くして、このような阻止行動、工事を止めるための行動を継続して行きます。

 今、弁護団とも相談をし、このような暴力行為に対しても厳重に抗議し、さらには大衆的な行動で受託業者であるサンコーコンサルタント株式会社を追及して行きたいと思います。

 先週からは漁民の応援が大幅に増えまして、抗議船を出せる体制になってきております。このような形で支援の輪が広がってきています。更に12月の27日には工事差し止めの裁判も起こす、そういう準備も整えました。

 今、政府は、あくまでも辺野古の海上基地建設を遂行しようとしています。それを阻止するには、現地に於けるこのような厳しい阻止行動を展開しつつ、同時に全国的な結集を得て直接小泉政権に迫る大衆行動が問われています。県内においても、県庁包囲行動を持って稲嶺県政に辺野古基地建設を断念させるそういうことの行動をしております。

 東京、関東に結集される皆さん、是非現地辺野古の闘いに応えて東京でも大きな集会を、大きくし、直接小泉政権に迫ってほしいと思います。

 現地沖縄では、辺野古では、1週間単位で時をきざんでいます。今週5日間どのように闘うか、どのように体制が作れるか、次々闘いを大きく追及しております。これからますます寒くなり、海上での阻止行動も肉体的な限界にきつつあります。

 関東に結集する、また、全国に結集する皆さん、是非とも各地で小泉政権に迫る運動を作って欲しいと思います。

 私たちは、このすばらしい辺野古の海に人殺しの基地を作らせてはならない、また、自然の防波堤であるこのすばらしい海を破壊してはならないと、この一本で断固闘い、完全に阻止するまで頑張ります。ともに頑張っていきましょう。