辺野古から宮城保さん(命を守る会事務局長)の電話メッセージ


 東京の防衛庁前で頑張っている皆さんご苦労様です。ほんとうにありがとうございます。

現地、辺野古でも、みんな一生懸命頑張っております。

昨日、今日と施設局がボーリング調査を強行してやっています。なにしろこっちは船がないものですから大変なんですけども、昨日も頑張りましたけど、今日もですね、昨日も4メートルの波の中頑張ってきましたけど、今日はそれ以上の波になってリーフの外にはこっちのボートが小さいもので出られなくて。

リーフの中から監視している中で、ダミーとか、陽動作戦に使っている漁船がきて、いかにも調査しているようにしてこっちを誘って、違うということで、それで引き返して辺野古の漁港の航路のところへ行ったら調査船がやっててブイを降ろしてやってたもんですから、それを抗議してやったら、時間的には午前中の作業が終わる時間だったから、これで終わりだということだったかも知れないですけど、抗議して追いかけてカーチェイスじゃないですけど、船チェイスをやって、やったらどこに逃げたかというと、キャンプシュワーブのビーチに逃げていったわけです。

だから、米軍基地の中から出入りして今日はやっていました。みらいという調査船は、どうも金武とか宜野座、石川あたりから来ているはずですけど、その船は沖にしかいないものですから、こっちのボートが小さいものだから、沖には行けないものですから、行けなかったんですけど、今日はリーフの中にも調査船も入ってきたものですから、それで抗議して。

なんか人の見た目には、我々が抗議して追っ払ったみたいに見えたけど、ほんとはそうじゃなかったと思う。午前中の作業が終わって、それで帰っただけかもしれないですけれども。今日、それでも、逃げたところがキャンプシュワーブのビーチの中に逃げた、こういう姑息なことを日本政府はやるという、防衛庁とか、国を守るとかなんとか言ってる者が、日本のため国民のためと言っているのが、違うという話しを実に自己表現しているという話しで。こんな姑息なことをするということは、悪いことをしているという自覚だと私たちは思っているんですけど。こんなことをやってでも、沖縄には押しつけるということをしているという。

先週東京に行ったときも言いましたけど、火の粉の元は東京ですよ、東京の国会、霞ヶ関ですから、そこを何とかお願いします。こっちは必死で、こっちの火の粉は振り払いますから、そこで東京の人、全国のヤマトの皆さんがぜひ頑張っていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。




辺野古から金城祐治さん(命を守る会代表)の電話メッセージ


 今日は、天候が悪くて3メートルほどの波がありました。しかし内陸部は少し、穏やかではないんですが、調査船も調査を強行しておりました。私たちもその調査を、ボーリング調査を阻止するために抗議行動を船で展開をいたしました。

辺野古の海から我々の抗議を受けて彼らたちはキャンプシュワーブの海浜に、ビーチに逃げ帰りました。

いずれにしても、非常に姑息な、さきほども話しがありましたが、やり方で、我々沖縄の県民を無視するかのごとく、腹立たしい今日の抗議行動でありました。いずれにしても、沖縄の問題は日本の平和に一直線につながるものであります。

ですから、この問題、じっくりと全国の平和を希求する人たちが目を向けていただきたいと節に思うことでございます。みんなで、私たちの問題を深く考えていただき、共に日本の恒久平和を考えていきましょう、よろしくお願いをいたします。