【名護市議会・移設整備促進決議】
決議案第13号
普天間飛行場の名護市辺野古沿岸域への移設整備促進決議(案)
上記の決議案を別紙のとおり提出します。
平成12年12月20日
名護市議会議長 島袋 吉和 殿
提出者 名護市議会議員
新城 盛康 宮城 慶三
長山 隆 我那覇隆樹
渡具知武豊 小濱 守男
吉元 義彦 長山 一則
宮城 弘子 具志堅興作
東江 新公 我喜屋宗弘
島袋 権勇 屋部 幹男
宮城 義房 比嘉 康雄
比嘉 祐一
あて先:内閣総理大臣、外務大臣、防衛庁長官、沖縄開発庁長官、沖縄県知事
沖縄県議会議長
普天間飛行場の名護市辺野古沿岸域への移設整備促進決議(案)
政府並びに県におかれましては、米軍基地の整理・縮小、そして地域振興発展のため日夜ご尽力頂き衷心より敬意と感謝を申し上げます。
本県の米軍基地整理・縮小は21世紀の将来を見据えた場合、早急に取り組む最も重要な課題であり、今なお全国の米軍専用施設面積の約75%が沖縄県に集中している現状から多くの県民が米軍基地の整理・縮小を望んでいる。
その為にはSACOの合意事項を速やかに実施する事が重要である。そして、段階的に基地負担の軽減を図る事が基地整理・縮小を進めるための現実的な選択である。
稲嶺県知事はSACOの合意事項を遵守し、軍民共用空港建設には移設先及び周辺地域住民の生活及び自然環境に著しい影響を及ぼすことのないよう十分配慮し公約通り早期に実現すべきである。
平成11年11月22日 稲嶺県知事は、基地の整理・縮小、北部地域の振興、県土の均衡ある発展を図る立場から、苦渋の選択ではあるが、県民の理解と協力を求め普天間飛行場を「名護市辺野古沿岸域」に移設すると表明しました。
平成11年12月17日政府においても、沖縄政策協議会で普天間飛行場代替施設の基地使用協定締結を確約し普天間飛行場移設先及び周辺地域の振興に関する方針を県に提示した。よって名護市議会は、普天間飛行場を名護市辺野古沿岸域への移設整備をするとともに移設促進をすることを決議する。
(記)
上記事項を遵守し、閣議決定されるよう決議する。
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