軍用地を生活と生産の場に!
沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック ヤンバルクイナ
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                 ハンガーストライキ!!                           
                     ハンガーストライキについて
                                                
                                      沖縄県うるま市
                                       小橋川共行
1)日時期間 2012年8月15日(水)午前10時より 無期限
2)場所    北中城村キャンプ瑞慶覧石平 米軍司令部ゲート前
3)何のため オスプレイの恐怖から逃れ、何とかして家族の命、生活と暮らしを
         守りたいという思い
4)参加    オープン参加(一緒にできる方は自由参加)
 
「決意」
 私は沖縄県うるま市に住んでいます。そこは嘉手納飛行場の飛行ルートになっていて、
軍用機の轟音、耳も痛くなるほどのすさまじい音になやまされ、おびえている毎日です。
私たちの石川では、小学校にジェット機が突っ込んだことがあります。この事故で18名の
子供、市民の命が奪われました。私の妻の叔父もこのとき亡くなりました。そして200名
余りの子供市民が傷を負い、後遺症に苦しみました。1959年6月30日のことです。また
隣の川崎区ではジェット戦闘機墜落、2人の青年が命を奪われました。母親の一人はそ
れ以後、精神に異常をきたしたそうです。1962年12月7日のことです。その他、読谷で
パラシュート降下物に圧し殺された小学生の女の子、わたしたちの住まいの前を通ってい
ったサリンなどの毒ガス、嘉手納飛行場でのB52炎上事故・・・・等々、恐怖の記憶は積み
重なっているのです。オスプレイの恐怖から逃れ、なんとかして家族の命、生活と暮らしを
守りたいという思いを一人でも多くの人に分かってほしいのです。





                 NO! オスプレイ
         
ハンガーストライキ155

                     
2012 08 13
                                 上原成信
T 決心の動機
   普天間飛行場を取り返す時期に来ていると考え、皆さんと協力してそれを実現しよう
    と沖縄に来たら、小橋川さんがハンストでオスプレイ配備反対の意思表示をしたい言
    ったのでそれに同調することにした。


U ハンストの意義
   沖縄にいる人の気持ちを励まし、ヤマトの日本国民と世界中の心ある人々に沖縄住
    民の半軍事基地の気持ちを訴えることにいくらかでも役に立つことを期待する。


V 今回行動の背景
 1、私は那覇市住吉町(現・那覇軍港)の出身で、日本復帰前後に日米政府は那覇軍港
    の土地の返還を約束したのに40年後の今に至るも実行されていないのは不当なこ
    とである。


 2、私の父親は60歳に近い歳で沖縄戦に巻き込まれ戦死の場所も遺骨も不明である

 3、東京住まいながら新崎盛暉氏(元沖縄大学学長)などが唱えた一坪反戦地主会の一
    員とし
加盟し、普天間飛行場の一坪地主となっているので、その土地の返還を求
    める権利がある。





ハンガーストライキの様子                                    

8月15日(水)10:00ハンガーストライキ突入!
     成信さん、6:30家を出る。7:30ゲート前到着する。
     小橋川さん、8:00ゲート前到着する。
     8:00から10:00まで、テント張り、横断幕張り、などハンガーストライキ
     の準備する。
     支援者多数、30から40名かけつける。
       真喜志好一さん、医者を伴いハンガーストライキ者2名の健康診断。
       城間勝さん、島田善次さん、本村さんら駆けつける。
       山内徳信さんも駆けつけ現在も座り込みをともに行っている(18:30)

  
   *ハンスト突入集会盛大に行われる(10:00) 40名ほど参加 
       マスコミ朝から多数取材に来る。(NHK一番乗り)  
       サンシン奏者4名来テント、4曲演奏し、場を盛り上げる。
       照屋秀伝さんサンシンにあわせ歌う
     シュプレヒコール:Noオスプレイ!、普天間撤去!など参加者であげている。
     
     『反響は大である』 
        ゲート前を通る車からかなりの人が手を振る。激励の声をかける
        通り過ぎた歩行者が戻ってきて激励の握手をする等
       *基地内米兵、警備の警察官と少々やりあうことも、しかし大きなトラブルなし

        成信さんの体調今のところ良好。気力充実している
        18:00ごろスコール雨対策は?     (現地連絡より)


(ハンスト1日目、15日(水)の様子
   「じんぶん企画提供、ユーチューブ」)



16日(木) 
    AM7:30 ハンスト2日目に入る
        2名とも元気(真喜志好一さんが毎朝8::00医者を伴って
        健康診断、 夕方看護婦さんきて健康観察)
        現在支援者5名 金城実さん(昨晩から泊まる)
        知花昌一さん、ほか3名(早朝駆けつける)
        昨日は日本テレビも取材に訪れる
        朝7時を過ぎると車の往来多く、騒音が激しくなる
        成信さん元気な様子(声に張りあり)ハンスト1日たった今
        空腹感は無いそうです


     

(ハンスト2日目、16日(木)の様子
   「じんぶん企画提供、ユーチューブ」)



17日(金) ハンスト3日目
   AM9:00
     「成信さんの様子と今後」
        残念ながら昨日、ハンスト、暑さによるダメージで体温が急上昇し
        ドクターストップがかかり、ハンストを中止しました。
        昨晩は、二日ぶりに宿舎に戻り、朝まで熟睡したので現在気力は
        充実しているようです。今後も小橋川さんに連帯し、ハンストでは
        なく座り込みを続け、”オスプレイ配備を許さない”このハンストを
        世界に発信続けようと思っておられます。
        しかしこのハンストは、体力的に85歳という高齢には、思った以上
        に過酷であったようです。集中してパソコンに向かうのも今はきつい
        状態だそうです。あせらず数日かけて、食事の量などを元に戻して
        いくとのことです。
        
  
     *小橋川さんは今日もハンストを続行しています。激励をお願いします


(ハンスト3日目、17日(金)の様子
   「じんぶん企画提供、ユーチューブ」)

18日(土)ハンスト4日目
       成信さんも座り込みを行う(体はかなりダメージを負っているようです)
         無理せずゆっくり回復を図ってほしいものです
         小橋川さんもかなり疲労しているようです。自分の体が大事。
         よく体調と相談して今後の方針を出してほしい。すでに反響は大きい
         ハンストの目的である世界にオスプレイ配備の愚かさは伝える。
         充分伝わったのではないか。

       ハンストに2名が加わる(三須輝治さん24歳千葉からやってきた。
        まずは現場に行って感じたいと言う思いでやってきた)

(ハンスト4日目、18日(土)の様子
   「じんぶん企画提供、ユーチューブ」)
         
         

19日(日)ハンスト5日目
         見た目にも元気を取り戻した成信さんら支援者が
         小橋川さん とともに座り込む
         小橋川さん検診で血圧などは問題なかったが、強
         い日差しに曝され体力の消耗は激しそうだ。
         ハンスト加わった玉城毅さん、62歳 2人の考えに
         共感し加わる。沖縄は本当に怒っていることを知ら
         しめたい
     

(ハンスト5日目、19日(日)の様子
   「じんぶん企画提供、ユーチューブ」)



20日(月)ハンスト6日目
      見た目にも成信さん元気を取り戻しつつあるようだ。すばらしい気力。
      小橋川さんはかなり疲労困憊している様子である。
      玉城毅さんハンス3日目。支援の輪、共感が広がっている。


(ハンスト6日目、20日(月)の様子
   「じんぶん企画提供、ユーチューブ」



21日(火)ハンスト7日目
      玉城さんハンスト4日目に入る。相変わらず日差しは強い。、
      小橋川さんは日陰つくり作業を行った。小橋川さんの体力限界では。
      ドクターより少し余力を残しておく必要ありとアドバイスを受けえる

    台風の接近もありハンストの終了を決断する


(ハンスト7日目、21日(火)の様子
   「じんぶん企画提供、ユーチューブ」


22日(水)ハンスト8日目 AM10:00終了
       朝テントなど撤去する
    この8日間のハンストは沖縄の人々に大きな共感を与えた。
    日本の人々にも「しっかりしなければ!」という思いを持たせた。
    このハンストは成功であったといえる。このハンストにはいろいろ
    な形で(その人にできる形)で多くの人が参加し、オスプレイ配備を
    決して許さないの強いメッセージが世界、日本に伝わった。


(ハンスト8日目、22日(火)の様子
   「じんぶん企画提供、ユーチューブ」


 
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