今こそ沖縄の基地強化をとめよう!11・28集会へ
◎沖縄の基地強化をとめよう!
今、沖縄では、米軍基地の強化が進められようとしています。
名護市・辺野古では、防衛省による環境アセスメントに違反する事前調査が強行され、その過程で、5月には海上自衛隊も投入されました。その後、沖縄県・名護市との協議をも行わずに、環境アセスメントの方法書の公告・縦覧が強行され、基地建設にむけての新たな段階に入りました。
東村・高江では、辺野古への基地建設と一体となって、ヘリパッドの建設が強行されています。これは北部訓練場の強化を狙ったもので、集落を取り囲むヘリパッド建設に対して、地元住民による座り込み阻止行動が展開されています。
また、在日米軍再編の最終合意に基づき、年内にも米海兵隊基地キャンプ・ハンセンの、米軍と自衛隊の共同使用が始まろうとしています。
さらに、陸上自衛隊の第一混成団の旅団への格上げ、那覇基地におけるF4戦闘機のF15戦闘機への配備替えなど、本格的に自衛隊基地の強化が始まろうとしています。
「沖縄戦」での住民虐殺から62年、日米政府が基地強化で臨んだ「日本復帰」から35年の今、またしても沖縄の「基地撤去」の希望を裏切る政府に対して、これを許さない闘いをつくりあげていきましょう。
◎東村・高江では
沖縄の北部には、「ヤンバル」と呼ばれる広大な森がひろがる地域があります。米軍はそこを「北部訓練場」として、対ゲリラ戦の訓練場に使っています。1998年には、同訓練場は「ジャングル戦闘訓練センター」と名称を変え、海兵隊などによりサバイバル訓練や、ヘリコプターを使っての移動宙吊り訓練、模擬弾を使っての射撃訓練など戦場さながらの訓練が行われています。
2006年、日本政府は高江区の建設反対決議を無視して、高江の集落を取り囲むように6箇所のヘリパッドを建設することを決定しました。これは、民家から400メートルしか離れていない場所も含む基地建設です。
この基地建設は、高江の人々にとってはこれまで以上のヘリコプターによる騒音被害によって、その生活を破壊するものです。また、天然記念物のヤンバルクイナやノグチゲラなど貴重な生物の生息する自然も破壊することになります。
さらに辺野古への基地建設と一体のもので、海兵隊のオスプレイ配備にも備えた基地建設です。
高江の人々は、7月からヘリパッド建設を許さないために、早朝から夜間まで、座り込みによる阻止行動を続けています。首都圏の私たちも、ヘリパッド建設を許さない闘いを支援しましょう。
【集会要項】
名称:今こそ沖縄の基地強化をとめよう!11・28集会
★辺野古への基地建設阻止!
★高江へのヘリパッド建設阻止!
★キャンプハンセンの日米共同使用阻止!
★自衛隊基地の強化阻止!
日時:2007年11月28日(水) 午後6時30分開場 午後7時開始
会場:全水道会館 4階大会議室
(東京都文京区本郷1−4−1 電話03−3816−4196)
JR「水道橋」駅東口(御茶ノ水寄り)徒歩2分 都営地下鉄三田線「水道橋」駅A1出口徒歩1分
参加費:800円
沖縄からの発言:
安次富浩さん(ヘリ基地反対協議会・代表委員)
山城博治さん(沖縄平和運動センター・事務局長)
◇国会報告:山内徳信さん(元読谷村村長;現参議院議員)
☆高江現地のビデオ上映も予定しています。
主催:沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック
http://www.jca.apc.org/HHK/
電話:090−3910−4140 Fax:047−364−9632
※チラシ(PDF:表36KB、裏188KB)を印刷することができます。
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