From: 辺野古命を守る会 <henoko@f5.dion.ne.jp>
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Date: Tue, 15 Mar 2005 22:27:16 +0900
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Subject: [keystone 10486] 阻止行動日誌321日目。一週間の状況。
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3月11日(金)
・すみません、、日記の更新が遅れていました。先週の状況をまとめて書きます。一切のボーリングの進行作業は先週も私達によって完全に阻止されています。
7日(月)よりグリーンピースのキャンペーン船「レインボーウォーリア(虹の戦士号)」が辺野古海上に訪れ外洋を守ってくれ、グリーンピースのゴムボート5隻もリーフ内の阻止行動に参加しました。
グリーンピースにはインド、カナダ、アメリカ、オーストラリアといった各国から人々が参加していて、もっぱらヤグラの上の日常会話が英語になっていました。
毎日各国の料理を持ってきて食べていたので「チェーンジ!!」とかいいつつ分けてもらっていました。
12日(土)にはグリーンピースによる海上パレードがあり、私達も参加しました。グリーンピースは自分達で作ったジュゴンの巨大モニュメントを海に浮かべてアピールしました。私も海上パレードに船を出して参加しました。15隻ほどの阻止船とカヌー8艇が出て盛り上がっていました。
13日(日)にレインボーウォリアは韓国に向けて出港してしまいましたが、またぜひ辺野古に来て欲しいと願っています。
レインボーフォリアが来た初日私は海上でそれを見て「作業台船が来た!!」と思ってしまいました。12月13日近隣の海人達が闘いに立ち上がったときと同じようにうれしかったです。
グリーンピースの人達が来たことによって辺野古の闘いが国際的になっていることを実感しました。
サンコーコンサルタントが担当しているヤグラ第二、第五のヤグラでは足場板1枚の交換、電灯の電池交換、クランプ2つの交換はあったものの今週中も一切の進行作業はできていません。
パシィフィックコンサルタンツ担当している第一、第三のヤグラでは、同じようにクランプの交換なりはあったもののボーリングに伴う進行作業は一切させていません。
その間にも首相による「辺野古やめろ」発言などがあり辺野古の沖縄での報道は連日騒がしく続いています。
稲嶺知事による日本政府への「辺野古見直し」もうそっぱちで本質的にはなんら変わらず基地建設を進めようとしているように感じます。
しかし、政府を阻止行動、全国の心ある人達の行動が追い込んでいることも確かです。
首相の発言については何らかの政治的な意図があって国側から報道に流されたという面はあるものの、一連の新聞報道を読んでも首相が進まない作業に苛立ち、防衛庁に渇を入れている形に受け取れます。
そして「ボーリング調査の掘削場所の削減」を防衛施設局が提示しているということ。それが何を意味しているのか、いまだに国が辺野古に固執しているという現実の現れ、まだ闘いが終わっていない現実、国側の基地建設が追い込まれている状況、辺野古海上での阻止行動が激化する可能性があるということだと認識しています。
基地建設を終わらせるために今何をするのかが問われています。基地建設に最後のとどめをさしましょう。