From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@mx-list.jca.ne.jp>
Date: Wed, 23 Feb 2005 17:38:45 +0900
X-Priority: 3
Subject: [keystone 10383] 阻止行動日誌309日目。
X-BeenThere: keystone@list.jca.apc.org
2月21日(月)
・防衛施設局による違法な強行調査を阻止し続けています。
午前7時、慌しく辺野古の朝が始まります。
ウェットスーツを着て、飲み物と食べ物を用意して「出航!!」の掛け声と「今日もが
んばってこいよー!!」のおじぃの声と共に海上へ。
私は第五のヤグラを守っていました。
この間の第五には県内外から集まったたくさんの人達が座り込みに来ています。毎
日、自己紹介と阻止行動のレクチャーは欠かしません。
・パシィフィックコンサルタンツが担当している第一、第三では。
第一では、「腐り具合の点検」ということで写真撮影を行いました。その中でクラン
プ(タンカンの接合器具)の腐食が激しく「これは今変えないと大変です。」との申し
出があり、そのクランプ一つだけの交換を認めその他のボーリング進行作業に伴うこ
とは全て阻止しています。
第三では、午前中の段階で業者側がヤグラでの安全点検を行い、「だめになっている
クランプをサンプルとして持ち帰りたい」と要求してきました。
「今日の作業はそれだけですか?」との問いにパシィフィック作業責任者の山本さん
は「午後は写真撮影だけ。」と言い残し午前を終えましたが、午後になり「だろに
なっているクランプが後4つあるので交換を。」と言ってきました。「話が違う」と
「午後はしない」と言った山本さんに詰め寄ると「私は責任者ではないので」と突っ
ぱねました。
現場に緊張が走ったものの結局作業はさせず、防衛施設局、パシィフィックは引き上
げていきました。
・サンコーコンサルタント担当の第二、第五では。
第二、第五ともにサンコーコンサルタントは「現場の安全確認のため写真撮影をさせ
て欲しい」との申し出がありました。
写真撮影だけを了解したところ「写真撮影のための黒板を午後に持ってくる」とのこ
とで午前は点検だけをしていきました。
午後、第五のヤグラでは「点検したところ2つのクランプがだめになっている」と言
われましたが、「それに関しては検討する。」ということで今日は安全点検の写真撮
影だけでサンコーは引き上げています。
帰ってくるとまだ午後3時、久しぶりにテント村に行くことができました。
テント村は日曜日に「浚渫工事をやるため移動を願いたい」という名護市からの申し
出があり、1ヶ月間は海辺(前回建てられていた場所より少し前に出たところ。)に建
てられます。
船で帰ってくるとテント村の人達と海から目があって少しギョッとしましたが、テン
ト村に来てみると以前よりもなんだか見晴らしが良くいい場所です。
この頃はテント村に喫煙所が設けられています。
テント村に行くとおばぁ達から「晋!久しぶりだねぇ。」と言われ、つい3日前ぐら
いに会ったと思うのですが、久しぶりのような気がしました。人も増え、テント村は
いつもにも増してにぎやかです。